奔別アートプロジェクト2013



奔別のホッパーは鉄骨造の上屋が残った現存する貴重な遺構です。ここで平成24年秋に奔別アートプロジェクトが初めて開催され、翌年秋にも開催されることになり、その際に初めて訪問することになりました。平成24年は9月から10月の土日祝日の13日間開催、平成25年は9月から11月の16日間の開催。



奔別のホッパーの脇には「奔愛」の文字が掲げられていました。



作品「記憶の輪郭」。風船が少しずつしぼんでゆく様と残る輪郭に炭鉱の盛衰を重ね合わせたものとのことでした。当初は風船がたくさん膨らんでいたようですが、私が訪れた中盤にはほとんどの風船はしぼんでいました。



ホッパーの中は回廊になっています。程よく暗い空間を利用し映像や光の作品がありました。



仮設の桟橋を上って行くとホッパーを上から眺めることができます。コンクリートのみが残るホッパーは他でも見ることができますがこんな風景はここでしか見ることができないものでしょう。



北海道旅情報巻頭  3-1.炭鉱町を旅する
奔別アートプロジェクト2013