黄金道路



黄金道路は広尾から襟裳岬に向かう道路です。昭和2年に着工し、7年の歳月を経て昭和9年に日勝海岸道路として開通、険しい日高山脈がそのまま海に落ち込むため、海岸線は険しく、道路の開削にも多額の費用を要したことから黄金道路と呼ばれます。トンネルや覆道が続く道路でしたが、平成8年の積丹の豊浜トンネル岩盤崩落事故を契機に道内の海岸線の道路改良工事が進み、長大トンネルのタニイソトンネル、目黒トンネル、えりも黄金トンネルが完成し、覆道の区間は減少しています。写真左はシベツ覆道はタニイソトンネルの開通により現在は廃道になった区間。



写真左はタニイソトンネル工事の現場。写真右は法面の工事の現場。



新しい覆道の中を進む。覆道の中は時間帯により光線の方向が変わり様々な様相を見せることが魅力的です。



岩礁には何があるのでしょうか。




北海道旅情報巻頭  3-9.ぐるり海岸線紀行

黄金道路