大夕張・消えた街風景(平成16年10月)



■鹿島小学校グランド

鹿島小学校のグランドは校舎と体育館が取り壊されてから荒れた野が広がるばかり。遠望するグランド向こうには記念碑があります。イタヤカエデは今も変わらずその傍らにそびえていました。



■国道沿い

大夕張の中心地だった国道沿いはもう何もありません。かつてここからバスに乗ったことも今ではとても信じられません。その時の記憶には代々木アパートが遠くにあったことがかすかに残っています。そして前回訪問した時にはあった駅前通りの最後に残っていた廃屋も姿を消していました。大夕張には今はもう一軒の廃屋さえもないのです。かつての市街地の一部はダム工事のズリ置き場として使われていました。その誘導のガードマンがいたため人の気配がするのがかえって不思議な感じがしました。



■わずかに残る遺構

国道沿いの商店があった地はよく見ると建物の基礎が残っていました。



北海道旅情報巻頭  3-1.炭鉱町を旅する
大夕張・消えた街風景(平成16年10月)