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昆布刈石の海岸線と今もなお残るダートは北海道屈指の懐かしき風景が展開する場所です。私と昆布刈石との最初の出会いは学生時代でした。何気なく訪問したこの地は記憶に残り、平成9年に再訪をしています。この時の旅行は新婚旅行ということもあり昆布刈石はやはりはずせない場所でした。ホームページをの開設は平成10年ですが最初は16に区分された地域別情報には各地区1〜2ヶ所の紹介程度の紹介しかありませんでしたが昆布刈石は実は最初から登場しています。
そんな昆布刈石のダートは内陸側に新設される国道の改良によりそのダートが年々短くなってきています。あと数年でダートは完全になくなり立派な舗装道路になってしまうのは確実で残念でなりません。また併せて存分に堪能することができた厚内トンネルも平成18年度に新しいトンネルが着工されるということで余命幾許もありません。思えば平成9年訪問した際に厚内トンネルの北側でやっていた交通量調査はこの事業の基礎データづくりだったのでしょう。
昆布刈石の海岸線は人工物の少ない場所で映画北の零年のロケ地としても開拓の上陸地点の風景として使われパンフレットには「浦幌の海岸は見どころのひとつ」として紹介されています。浦幌町は地味な町ですが昆布刈石、厚内トンネル、浦幌炭鉱、上厚内駅、留真小学校体育館、留真温泉と北海道の原風景の残るすばらしい場所です。
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十勝太から昆布刈石の段丘へと上る道はすでに改良工事が完了しています。勾配もなだらかでわくわく感ななく、少々味気がないのです。
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単調な舗装道路がやっと終わります。かつてのダートは通行止め。歩いてなら行くことはできるのでしょうがこの道がメインルートとして生きていることにこそ価値があると思うのです。
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海岸線自体は単調。しかしながらよく見ると台地がえぐれた独特の地形が面白いのです。
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途中にある北太平洋浦幌パラグライダー基地。北海道絶景ロードセレクションの写真はここからのもの。
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着々と進行中の工事の一端。
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景勝地黄金の滝。基本的には上から眺めることになります。
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昆布刈石展望台には小さな看板がぽつんとあるだけなのがいいのです。
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昆布刈石から厚内トンネル方向を望みます。左が9月、右が5月ですがあまりかわりませんね。
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反対方向。
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展望台から見えていた道を下り道道直別共栄線にぶつかります。
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かつては昆布刈石の展望台の下を辿る径もありましたが橋も今はなくなっています。
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厚内トンネル南側は山が迫り道も険しく海岸線にはコンクリートで防護がしてあります。写真右は名物土柱。
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トンネル北側から厚内トンネルに迫ってみました。
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昆布刈石きゃんぺーん参加中です。

(自己満足北海道様)
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(地域別情報4-11-4.浦幌・昆布刈石海岸に地図と周辺案内があります。)
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