幌内中学校の今



炭鉱のあった町の廃校はどこも規模が大きく驚かされますがこの三笠市立幌内中学校もそのひとつです。平成10年3月廃校の建物は鉄筋コンクリート2階建のごく一般的な学校建築ですが教室だけでも10以上あります。それが今はミカサ・モダンアートミュージアムとして活用されているのです。この様な規模の学校は炭鉱町には小学校を含めたくさんあったはずですが、そのすべてを残していくだけの方策はとても見つかるとは思えず、その多くは取り壊されていくのが現状です。苦肉の策かもしれませんが今も残る幌内中学校は貴重な存在です。入場無料。毎週月曜、冬期間など休館。



埋め立てられたプール。



幌内小学校の開校100年記念碑。昭和58年の建立の碑です。


写真左は幌内中学校の校章。写真右は体育館。



ミュージアムスペースだけでなく思い出の部屋という三笠市内の学校の歴史を紹介するスペースもあります。



館内には素朴な作品が部屋ごとに展示されています。地元の人が撮った炭鉱の写真、石炭を造ったオブジェ等様々なものがありゆっくり楽しむことができるのです。写真左はこみち☆彡るんさんの部屋。



北海道旅情報巻頭  3-1.炭鉱町を旅する
幌内中学校の今