冬の幌内本沢散策その2・坑口と構造物群





雪の幌内本沢



幌内本沢の雪景色は印象的な光景でした。上の写真は雪捨て場の雪の上から撮影したもので、この時期にしか見ることができません。原炭ポケット、ベルト斜坑捲場、常盤坑口、神社など主要な構造物を眼下に見渡すことができました。



安全灯室は煉瓦造でわずかに両側の壁面のみが残ります。



明治12年に開削された北海道最古の坑口の音羽坑口です。



常盤坑のベルト斜坑本卸と副卸。ほのかに硫黄臭がします。



坑口の脇にある神社は健在です。



ベルト斜坑捲場。下から見上げるとなかなか高度感があります。



0号コンベヤー原動室の看板が残る構造物。


原炭ポケット。



本沢と奔幌内を結んでいた人車連絡隧道の入口です。


入口はいつ崩れてもおかしくない状態で、内部は浸水していました。



ズリ山は雪に覆われ時折、日が差したときに白く輝いていました。



北海道旅情報巻頭  3-1.炭鉱町を旅する
冬の幌内本沢散策その2・坑口と構造物群