CANODATE E-N

前作のキャノデートEの小改良モデルがこのカメラになります。改良部分は日付ダイアル部分に見やすいように色分け表示がなされていることです。あと正面のEの文字が赤色になっているのでこの2点で区別がつくと思います。このカメラに搭載されているセイコーESFは三角波電子シャッターで絞り羽根とシャッター羽根が兼用になって、ぐにゃと言う感じのシャッターフィーリングで少し変わっていますが非常に描写にも良い結果をもたらします。あと小口径のレンズなのですがキャノンレンズシャッターナンバー1であると個人的には思うほどの描写であると思います。これこそ隠れた名機に上げられるカメラであると思います。

レンズ:40mm F2 ,8 (4群5枚構成)
シャッター:セイコーESF (電子制御式)
シャッター速度:4 秒、F2 ,8 〜1 /500 、F16
シンクロ:X 接点
ファインダー:採光式ブライトフレーム
焦点調節:直進ヘリコイド距離計連動
露光調節: Cds 式、完全自動プログラム式EE
フィルム送り:レバー巻上げ、クランク巻き戻し
寸法:133×76×59mm
重量:580 g
発売年月: 昭和45年12月
価格:27300 円(ケース1500 円)