日本全国競馬場めぐり
佐賀競馬場 (佐賀県鳥栖市) |
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佐賀競馬場の第4コーナー。コース内側は馬が走らず、ガラガラ。 |
佐賀県の東端(福岡県寄り)・鳥栖市にある地方競馬場。1948(昭和23)年に開設され、かつてはまさしく佐賀市内(神野町)に立地していたものが、1972(昭和47)年6月に現在の場所に移転しオープン(初レースは同年7月)、現在に至っています。('01年2月12日撮影) |
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ゴール前の写真(左)と、ゴール手前100m地点の写真(右)。スタンドからコースを眺めると、おおむねこんな感じに見える。右写真大型モニタは「バッカルビジョン」という名が付いている。 |
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パドック(出走馬の下見所) |
コース
1周1100m、幅19.2〜24mの右回りダート(砂)左回りコースで、最大出走可能頭数は12頭。900m、1300m、1400m、1700m、1750m、1800m、2000m、2400m、2500mのレースが行われていますが、そのうち1300m、1400mのレースが最も多く行われています。佐賀競馬場は、コース内側の砂が非常に深いのが特徴で、それによるスタミナ消耗を避けるため、ほとんどの馬が距離ロス承知でコースの外側を回っています。 |
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主要レース佐賀競馬の開催日程は、九州地区内にあるもうひとつの地方競馬場・荒尾競馬場のそれとなるべくダブらないように調整されています。このため週末に開催されることが多いですが、荒尾競馬場とのかねあいで時として週半ばの開催となる場合もあります('01年度現在)。大レースはおおむね日曜・祝日に行われています。なお、佐賀競馬が開催されていない日は、荒尾競馬場や岩手競馬(盛岡競馬・水沢競馬)などの場外馬券売り場として機能するときがあります。また、それとは別に中央競馬大レースの馬券が売られる日もあります。 |
佐賀記念(統一GIII)
毎年2月ごろに行われる、佐賀競馬場で最も大きなレースのひとつ。佐賀コース特有の深い砂のため、中距離(2000m)の割にスタミナが問われるレース。サラブレッド系4歳以上馬によって争われ、佐賀競馬場所属馬ばかりでなく他の地方競馬場所属馬や中央競馬所属馬も参戦する。 サマーチャンピオン(統一GIII)
西日本アラブ大賞典
花吹雪賞(K・G3)
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アクセス |
佐賀県鳥栖市江島町字西谷3256-228 0942-83-4538 |
★ JR鳥栖駅から「43」系統西鉄バスで「競馬場前」バス停下車徒歩5分。1時間に1〜2本運行。時刻などの問い合わせは、西鉄バス鳥栖営業所0942-83-6027。
★ 西鉄・JR久留米駅から「10」系統西鉄バスで「於保里」バス停下車徒歩30分、1時間に2本程度運行。「40」系統西鉄バスで「長門石」下車徒歩35分。または「41」系統西鉄バスで「千栗(ちりつ)」下車徒歩45分。時刻などの問い合わせは、0942-33-2231。 ★ JR肥前麓駅から徒歩40分 ★ JR中原駅から徒歩40分 ★ JR肥前旭駅から徒歩45分 その他、福岡市内・佐賀市内・甘木・柳川・久留米・日田方面などから「友の会バス」(往復利用に限り、復路が無料)あり。 |
競馬場周辺の風景 |
吉野ヶ里(よしのがり)遺跡
86年から発掘が始まり、90年代になって一気に佐賀県の目玉スポットとして脚光を浴びた、全国でも最大規模の弥生時代の集落跡。現在は高床式の倉庫などを復元し整備、「吉野ヶ里歴史公園」として開放されています。入園料大人400円、駐車料金普通車300円。開園は、9:00から季節により16:30〜18:00まで、大晦日・元日・1月第3月火休。問い合わせ先0952-55-9333。 遺跡は、佐賀競馬場から西南西方向へ約10km離れた、神埼町・三田川町・東脊振村の3町村にまたがった場所。JR吉野ヶ里公園駅またはJR神崎駅から徒歩10分。遺跡(公園)は広いので、競馬観戦と遺跡見物は別の日にされることをお勧めしますが、日程の都合上「ハシゴ」される際は、上記「43」系統西鉄バスの一部便(「吉野ヶ里遺跡」または「神埼」発着便利用・1日8往復程度運行)に合わせると便利です。 |