日本全国競馬場めぐり
中山競馬場 (千葉県船橋市) |
スタンド |
機能性ばつぐんの指定席 |
A指定席 2800円+入場料200円(場外時=場外馬券売場として使われるときは500円/一部期日のみ開放)
中山競馬場の指定席の中では最もオーソドックスなもので、冷暖房完備前面ガラス張り2人がけテーブル付きの席。テーブルには2席に1台の割でモニタが付いています('05年9月から)。全席座席部分禁煙。スタンドの3階・4階部分のゴール寄りを占め、平地レースの観戦に最も向いています。また、この席では座席において無線ランの使用が可能(座席下にパソコン用電源がある)なので、電脳派ファンにもうってつけです。 A指定席は、3階部分は先着順の当日売り(1712席)、4階部分は会員制前売り(868席)となっています。そのうち、3階席(当日売り席)の中には、ゴール真ん前の1等地も含まれています。チケットはゴール寄りの席から順番に売られていくので、ゴール真ん前の席をねらう場合は朝早いうちに競馬場へ! また、中山競馬場が「場外馬券売り場」として使われる日は、一部期日(東京競馬場で競馬が開催される日の日曜日など)のみ、3階の一部分の席(368〜528席)が500円で開放されます。 なお、A指定席と後述のキングシート・シニアサロンメンバー指定席・レディースペア席はフロアが同じでお互い行き来できますが、A指定席券・キングシート券・シニアサロンメンバー指定席券・レディースペア席券では、ゴンドラ席とロイヤルシート・アイシート部分には立ち入ることができません。 |
A指定席('05年12月24日撮影) |
キングシート 2800円+入場料200円(場外時は1000円/一部期日のみ開放)
スタンド3階の4コーナー寄りに位置する、冷暖房完備前面ガラス張り原則2人がけ(ごく一部は1人がけ)テーブル付きの席。この席は,原則横並び4人がけの形状であったかつての「B指定席」(後述のシニアサロンメンバー指定席・レディースペア席と同一形状であった)を原則2人がけに改装したもの('06年12月から運用開始)で,座席の幅がまさにキングサイズ(おおむね1.5人分)であるため,2人がけとはいえ実質的には1人がけ席が2つならんでいるような形状となっています。パソコン用電源付きで、座席において無線ランの使用が可能となっています。 キングシートには,1席に1台モニタが付いていて,モニタの両脇には新聞等を置けるテーブルが,そしてイスの脇にも小テーブルがあります。例えば,モニタの左側のテーブルにパソコン,モニタの右側のテーブルに新聞,イスの横のテーブルに飲食物といった感じにいろいろ物を置くということができるので,座席で「お店を開きたい」人にはうってつけです。また,座席の幅が広いため,幼児連れの観戦にも向いているかと思います。なお,この席では,電話で弁当を出前することができます(代金は食事が届けられたときに支払う形)。 キングシートは,ゴールから遠いロケーションであるため,平地レースの観戦には決して向いているとはいえませんが(それゆえ,「ゆったりさ」でカヴァーしている),その一方でナッキーボックスやゴンドラ席とならび、中山大障害・中山グランドジャンプの観戦に適している席です。また、中山競馬場が「場外馬券売り場」として使われる日については一部期日(東京競馬場で競馬が開催される日の日曜日など)のみこの席が開放されますが、この場合はすべての席がモニタでの観戦となって「ロケーション」という要素を考えなくて良いため「A指定席よりもゆったりしているので上位の席」という扱いになり、価格設定がA指定席の倍となっています。全席禁煙席で,全席が先着順の当日売りです。360席。 |
キングシート('06年12月2日撮影) | キングシート近影。画面右上のA指定席と比べてみよう。('06年11月25日撮影) |
シニアサロンメンバー指定席。写真はかつてのB指定席のものだが,これと同一形状。一部に2人がけの席もある。('05年12月24日撮影) | レディースペア席。一部に2人がけの席も…。('06年11月25日撮影) |