春が楽しみ! さくらたび
三春の滝桜(福島県三春町)

滝桜近景


三春の滝桜は、こんな桜!
  三春(みはる)の滝桜は、樹齢1000年ともいわれる非常に大きな(幹周り約10m、枝の直径約22m、高さ約12m)紅しだれ桜の「1本桜」で、国の天然記念物。春には濃いピンク色の花を咲かせ、その色の美しさは、残念ながらここの写真では完全に伝わりきれません。
 
桜の場所
  福島県は三春町域南部、JR三春駅から南へ6〜7km離れた場所にあり、駅と滝桜の途中で三春市街地を通ります。ちなみに、「三春」の地名は、桜・桃・梅が同時に咲く場所ということから由来しているそうです。
 
見ごろ
  例年、おおむね4月20日前後白石川一目千本桜とほぼ同時期)です。99年シーズンは、4月18日ごろ、00年シーズンは4月26日ごろが満開でした。なお、この頁の写真は、97年4月19日に撮影しております。            
 
アクセス

 (バスで)                               
  シーズン中はJR三春駅から臨時バス「滝桜号」が運行されます。平日は60〜90分ごと、土曜休日は30分ごとの運行です。運賃は、00年のときで1000円。バス時刻の問い合わせ先 福島交通三春営業所 0247-62-3171       

 (クルマで)                              
  滝桜へのクルマでのアクセスは要注意。土曜休日の日中は、磐越道・三春船引インターから延々と「滝桜渋滞」が起こります。あえてクルマで行かれる際は、平日にするか、土曜休日なら早朝や夜間(ライトアップされる)の見物をお勧めします。早朝夜間は土曜休日でも大きな混雑がない上(それでも写真の
ように人は結構いますが)、この時間帯の見物は公共交通機関では不可能ないわば「クルマ派の特権」です。なお、付近の駐車場は有料(00年のときで500円)です。                              
 (バスツアーで)                            
  もし、「足」がない場合はバスツアーを使うのもテ。この1本の桜のためだけに、ツアーが出るのです。中には夜行ツアー(仮眠をとって夜が明けたら見物)もあり、この場合は混雑を気にすることなく見物できます。ただし、一般に早い申し込みが必要で、ツアー日の開花状況は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」となるのが短所です。                      

驚くなかれ! 朝5時台でこの人出!  
 

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