春が楽しみ! さくらたび
紅しだれ地蔵桜(福島県郡山市)

 
集落の中で静かにたたずむ
 
 
紅しだれ地蔵桜は、こんな桜!
  福島県郡山市域の山あいにある、根周り6.3m、目通り幹周り4.1m、高さ16m、枝の直径約18m、樹齢約400年のベニシダレザクラの1本桜。この桜のたもとに地蔵堂(延命地蔵尊)があることから「地蔵桜」の名が付けられています。桜自体は風格あるものですが、近くにある有名な「三春の滝桜」の影に隠れてしまっている感もあります。しかし、滝桜の人混みを避けてのんびり休むには絶好です。
 
桜の場所
  地蔵桜のある場所の地名は、「福島県郡山市中田町木ノ目沢岡ノ内」。三春町や船引町との境に近いところで、郡山市の中心部から東南東方向へ約11km(直線距離)。ちなみに「三春の滝桜」は、地蔵桜から北へわずか4kmの場所で、これと「ハシゴ」するのが桜見物の定番パターンです。ただし、見ごろが微妙にずれていますのでご注意(下記参照)。
 
見ごろ
  通常、4月下旬です。おおむね三春の滝桜が散り始めたころに地蔵桜が見ごろを迎えますので、これを目安にしてください。なお、この頁の写真は00年4月29日に撮影したもので、ほぼ満開でした(ただし、この年は遅めの開花だったと思われます)。
 
アクセス

 (バスで)
* JR三春駅から柳橋行き福島交通バスで「黒木」バス停下車徒歩10分。朝夕各1往復、休日・第2第4土曜日運休。
* 「三春の滝桜」開花時期は、JR三春駅から臨時バス「滝桜号」に乗車、終点下車南方向へ徒歩60分。
* 「JR郡山駅〜高谷入口〜JR小野新町駅(赤沼・柳橋経由)」の福島交通バスで「分校」(=安積高校御館分校)バス停下車、北方向へ3km徒歩45分(まず、分校の前を通って、「高橋」バス停か「黒木」バス停のあたりで右に折れる)。郡山側からは1〜2時間に1本程度、小野側からは1日6往復程度運転。
 バス時刻等に関する問い合わせは、福島交通郡山支社024-944-5400。

 (クルマ・バイクで)                              
  いずれの場所からも、県道40号線(飯野三春石川線)に入って、「木ノ目沢」地区を目指してください。木ノ目沢地区に到達すれば、手づくりの案内板がありますので、それに従えばOKです。ただし、桜シーズン週末日中、この県道の三春側は「滝桜渋滞」に巻き込まれますので、南方向からアプローチするのがベターかと思われます。

  
 
桜の木の下に建つ地蔵堂

 
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