【川崎区】都会の中のミステリアスゾーン 南武支線
南武支線は、川崎駅の隣の尻手(しって)駅から浜川崎駅まで至る約4キロのJR線です。JR線ではもはやここだけとなった、現代通勤型電車のパイオニア電車(専門用語で「101系」といいます)が、今も元気に走っています。
この電車、面白い改造がされてまして、通常はホームにあるはずの発車ベルが電車にくっついています。また、ワンマン運転のため、駅到着の案内はテープで、ドアが閉まる際はキンコンとベルが鳴ります。こういった電車は東北あたりでは当たり前のように走っているのですが、ここは大都会・川崎市内。
そんなミステリアスな南武支線。浜川崎駅からは「鶴見線」というこれまたミステリアスな路線に乗り継ぐこともできますので、休日にでも軽く乗られてみてはいかがでしょうか。
日中は約40〜60分ごとの運転。電車の本数は多くありませんが、沿線にはバスが頻繁に走ってまして、少なくとも路頭に迷う心配はありません。
なお、現在のところは「旅」の穴スポットのひとつという位置づけで載せておりますが、写真等がもう少し集まりましたら「鉄」のコーナーに移動・独立させる予定です。
【中原区】怪しい? まんが寺(常楽寺)
(春田山醫王院)常楽寺は、真言宗智山派の寺で、「まんが寺」という通称をもっています。その通称のとおり、本堂が「まんが博物館」となっており、絵ハガキ(5枚セット500円)の購入をもって入館(拝観)料に代える形を採っております。春日神社・薬師堂と同じ境内にあります。
さて、本堂の入口にある説明書きの看板には「ここには子ども好みの劇画はありません」「15歳以下の方の入館お断り」、ダメを押すように「ここには怪獣はいません」(爆)。ちょっと怪しいぞ、という感じ。
実は、ここに展示されているマンガは、明治以降の風物的なものと、なつかしのふるさとを題材としたものが多いそうです。また、あくまでお寺が基本ですので、法要時は「博物館」に入れないことがあります。
作者が訪れたのは夕暮れおしせまっていたこともあり、入館はしませんでしたが、興味をもたれた方は一度行かれてみてはいかがでしょうか。
アクセスは、武蔵小杉駅・武蔵溝ノ口駅から川崎市バス・東急バス「川31」「溝02」「溝03」「溝04」系統で「薬師前」下車徒歩2分、5〜10分ごとに運行。または武蔵中原駅から北方向へ徒歩15分。
常楽寺本堂・まんが博物館
※以下3カ所のスポット案内は、「仮ヴァージョン」です。
いずれ、もう少し充実したものに直したいと思います。
日本民家園
多摩区にある、日本各地の民家を集めた野外博物館。作者は関西に似たような博物館ができたのは知っていたが、こちらの存在は最近まで知りませんでした(苦笑)。小田急向ヶ丘遊園駅下車1km。
等覚院(つつじ寺)
宮前区にある寺。呼び名のとおり、春は境内に咲くツツジがキレイ。「神木の不動様」として人々に親しまれています。JR宿河原駅下車1.5km。
川崎大師
川崎区にある真言宗智山派の寺。1128年建立で、弘法大師(親鸞)が本尊。一般的な川崎観光の代名詞といえばやっぱり「Daishi」「Kuzumochi」でしょう。京急川崎大師駅下車、またはJR川崎駅(9番のりば)から「川23」系統バス。ちなみに作者は「くずもち」は好物だが、川崎大師へは行ったことがありません(爆)。