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 「光あれ!
  アレフガルドの大地に朝がきた。
  新しい朝がきた。希望の朝だ。」




   やがて、光の中から、そいつは現れた。




「な、なぁ、輝豸雄。」
「う?」
「輝豸雄く〜ん。これ何?どういう事?」

  「ス、スライムが、、、、。」
  「メ、メタルスライムに、、、、。」
  「 ? 」

    「これはいったい、、、、。」
    「変化、、、、した、、、、のかな。」
    「 ほぇ〜 。」

「このハンマーって、変化の杖なのかな?」
「う〜ん。」
「はにゃ〜ん。」

輝豸雄達は、そのメタルスライムを前に、ただ、ただ立ち尽くしていた。





「なぁ、輝豸雄。」
「なんだよ。」
「こんな事言っちゃあイカンとは思うけど。」
「う?。」
「意外とつまんなかったな、ぬるぽハンマー。」
「うん。」
輝豸雄もそう思った。



〜次回予告〜
その名の通り、ぬるかった”ぬるぽハンマー”。
しかし、輝豸雄達は、その真の実力を未だ知らなかった。
何時の日か、その真の力が解放される事があるのか、
それは、輝豸雄達にも解からなかった。

                                                   第126回に続く