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第122回 工房の ぬ る ぽ ハ ン マ ー その1
「 地獄への入り口なんて、何時何処にだってあるもんだ!」
突然、そいつは輝豸雄達の前にあらわれた。
そして、輝豸雄達に向かって、こう叫んだ。
” こいつは、地獄のアイテム
《 ぬるぽハンマー 》 だ。
どう使おうとお前たちの勝手だが、気楽に使うと、地獄を見るぜっ! ”
” は〜はっは!
じゃあな、可愛いクマ達よ! 達者で暮らせよ〜! ”
「な、何なんだ?」
「誰だ、アイツ?」
「ぼくのさくらちゃんステッキが、踏まれちゃったよ〜。」
「なんだろ、このハンマー?」
「ぬるぽハンマーって言ってたぜ。」
「よかった〜、ステッキ折れてない〜。」
「どうしようか?」
「面白そうだな。」
「ぼ、ぼくのステッキの方が格好良いもんね。 ” レリーズッ!”。」
第123回に続く