もどる
第103回  工房の 対決!

「助けて〜、誰かぁ〜。」
輝豸雄達は一生懸命逃げていた。

「助けて〜くま旦那さ〜ん」
   「たすけてぇぇ、、、」
      「だれかぁ、、、、、〜。」
          「あっ、兄貴ィ〜、 助けてくれ〜。」


 その時だった。

    バギッ
     

           ドスッ!

 何か大きな物がぶつかり合う音がした。

  ギャァ〜

             バムッ!


 輝豸雄達は、
  恐る恐る、音のする方を振り返った。


 「あっ、兄貴ィ〜!」
  「おにいさ〜ん。」
   「こんにちは〜、お久しぶりですぅ〜。」
    「ですぅ〜。」


 「おうっ、元気にしてたか?チビッコども!
   ちょっと待ってろよ、
    今、終わらせるからなぁ〜!」

「頑張れ、兄貴ィ〜!」
  「おにいさん〜、がんばって〜」
    「お元気ですかぁ?」
        「って〜。」

 一進一退の攻防が続いていた。

                                                   第104回に続く