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第101回  工房の 桃色の恐怖

 きゃ〜!
      助けて〜

教室中に悲鳴が響き渡る。
幾人かは倒れ、幾人かは踏まれていた。

「輝豸雄っ、早く逃げないとっ!」
「で、でも、みんなが、、、。」
「馬鹿野郎っ、お前までやられちゃうぞ!」
「に、逃げろ〜!」

   

「誰か、助けて〜。」
輝豸雄も、みんなも叫んでいた。

                                                   第102回に続く