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第71回  工房の 未知との・・・・・・。

 
  輝豸雄が、 彼  と出逢ったのは、
  とある秋の日の夕暮れの出来事だった。



  の〜〜〜っ





  のっ、のぉ〜







  ののの〜〜〜







  のっのっのっ!







  のぉ〜のっ





 君は、、、誰なの?






 何処から来たの?







 何処へ行くの?







 そうなんだ、、。







 行ってしまうの?


    やがて、それは、誰かに呼ばれているかのように
    光の中へと消えていった。




    まるで、彼を見送っているかのように、
    輝豸雄は何時までも夜空を見上げていた。


    秋の星空には、深い静寂が横たわっていた。

                                                   第72回に続く