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◎ 瑞ケ池・昆陽池へも行ってみませんか?

 伊丹空港から出発する飛行機は年間を通じてほとんどの場合北向きに、32L・R滑走路から山の方へ向かって離陸します。この飛行機に乗っていたら離陸後に左へ旋回したとき、左下に見える大きな四角い池が「瑞ケ池(ずがいけ)」で、そのすぐ近くにある日本地図のような島がある池が「昆陽池(こやいけ)」です。

 この池周辺から空を見上げると、飛行機が大きく傾いて弧を描きながら上昇していく様を見られます。ここへ空港周辺から徒歩や自転車で行くのはとても遠いので、JR伊丹駅か阪急伊丹駅などから伊丹市バスで行くのが一般的です。
 空港やスカイパークからは、バスで阪急伊丹駅で乗り換えて行くことになります。(ICカード乗車で使える乗継割引を使うと少しオトク)

 マイカーで行かれる方はカーナビなどに頼っちゃってください。駐車場は、昆陽池の立体駐車場が小さいですが松が丘バス停近くにあり、瑞ケ池周辺にはコインパーキングがあります。

 

◎ 地図 地図をクリックすると大きいサイズで見られます。プラウザの戻るボタンで戻って下さい。
昆陽池や瑞ケ池周辺の地図

 

☆.瑞ケ池 (ずがいけ)
 この池は江戸時代に作られた溜め池で、池の南角にアメリカへ贈られてワシントンのポトマック川畔に植えられた「桜」の子孫樹が、90周年を記念して全米州会議により平成15年に里帰りされた桜の木(日米友好の桜「里帰り桜」)が植えられています。(ワシントンの桜は、伊丹の台木に接ぎ木されて作られた苗木をアメリカへ贈られたものです)
 池の西側護岸から、伊丹を飛び立った飛行機を、まだ高度が低い「ヒネリが始まる前」から頭上の「ヒネリ」まで見続けられます。

その他参考:池の名前は「瑞ケ池」で「ずがいけ」と読みますが、周辺の地名やバス停の「瑞ケ丘」は「みずがおか」と読みます。


☆.昆陽池 (こやいけ)
 この池には日本列島を模した島がありますが、元々は奈良時代に名僧、行基が築造した農業用のため池です。
渡り鳥も良く来ますのでバードウォッチングの方を池の周辺で多く見受けられます。2022年2月にはコウノトリが飛来して話題になりました。
 池の周囲は、木々に覆われてほとんど空(飛行機)を見られません。飛行機を見るなら、上の地図で「昆陽池公園」と文字を入れた「草生地広場」やその南東側の「貯水池」周辺が木々が少なくて良いです。上空を飛ぶ飛行機の「ヒネリ」を見られます。

昆陽池公園について詳しくは、伊丹市役所のホームページ内にある
市役所ホーム>組織一覧>都市交通部>公園課>公園の紹介>昆陽池公園(こやいけこうえん)
https://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/TOSHIKOTU/KOUEN/oashisu/15104.html
を見て下さい。ここに園内パンフレットもあります。

 伊丹市バスの案内
 このあたりへ行くのに私がよく利用するバス路線とバス停は、
○.昆陽池なら第3.5.18系統で「松ヶ丘」。
○.瑞ケ池なら第2系統で「瑞ヶ丘」か「瑞ヶ丘公園前」または、第51系統の「瑞ケ池」バス停です。ただし51系統は瑞ケ池バス停まで途中駅が多いです。毎時運行本数はどちらもほぼ同じ程度です。
私は、どちらの公園へ行くか迷いながら第2系統に乗っちゃうことが多いです。

 詳しい路線図、バス発着時刻、電車駅のバス乗り場などは ITAMIのページへリンク のページに市バスのリンクを書いておきました。
伊丹空港や伊丹スカイパークから行ってみようと思われたら、JR伊丹駅(阪急伊丹駅経由)行きで阪急伊丹駅(JR伊丹駅でも良い)まで行って上記のバスに乗り換えてください。



空港や伊丹スカイパークから市バスを乗り継いで行く場合の参考:
◎.空港方面から乗り継いで行く場合は阪急伊丹バス停で乗り継ぐのが良いです。
 JR伊丹駅まで行くと、阪急伊丹からJR伊丹の間に、目的のバスとすれ違っちゃって一本後のバスになるかも知れません。
 (ほとんどのバスは、JR伊丹駅を起点として阪急伊丹駅を経由して運行しています。)
◎.イコカやスイカなどの交通系ICカードを使えます。乗車時にピッをするだけで、降車時はカードタッチなど不要で、そのまま下車するだけです。車内でチャージは出来ないので、駅などで事前にカード残金を確認しておくようお勧めします。
◎.バスは交通系ICカードで乗車の場合、最初の乗車から60分以内に次のバスに乗ったら二回目の乗車に「乗継割引」が適用されて、少しおトクになります。詳しくは市バスのホームページで確認してください。