内職商法二次勧誘3

■ペンネーム「パートのママ」さんからの投稿です。

 初めまして。
 昨日家にも訳のわからない電話がきました。
 内容は、以前内職などで資格はとったが、収入にならないとか、そういう人の為に収入を援助できるようになりました。それで2、3答えてください。というものでした。
 私は以前確かに内職商法にひっかかった一人ですが仕事にまでたどり着く前にやめました。
 そのことを告げるとガチャと電話はきれました。
 
 やっぱりこれも新しい商法なのでしょうか。名前ははっきりと覚えていませんが、・・・・支援センターと言っていました。

■ええと。「新しい商法」というのが「内職商法とは別の商法」という意味でしたら、答えは YES です。
 でも、字面どおり「新しく最近発生した商法」というのなら、NO と答えさせてください。
 由緒正しい二次勧誘という悪徳商法、いやむしろ詐欺と言う方がいいかも、ってな商法です。
 
 内職商法二次勧誘にたいする具体的なツッコミは「内職商法二次勧誘2」のコメントに詳しく書きましたので、参照して下さい。
 
■二次勧誘をご存じない方のために、少し記しておきますね。
 
 内職商法や会員権商法、資格商法といった悪徳商法系の会社の契約者名簿(通称カモリスト)をもとに、嘘八百のトークで新たな契約を迫ることを二次勧誘と言います。
 
 前に契約した会社とは全く関係が無いのに、さも関係があるような口ぶりで、
「前に受講された講座が終了していないため、契約不履行で裁判になる」
 →「裁判を回避する手続きをしてあげる」
「あなたは不良会員なので、このままだと強制退会で違約金が」
 →「特別措置で救済してあげる」
「会費が何年も滞納されているから、損害賠償が発生する」
 →「退会手続きをしてあげる」
 
 また、親切めかせて
「以前に悪徳商法に騙された人を救済することになった」
「被害者が集まって訴訟を起こすことになった」
「あなたの名前が悪徳業者の名簿に載っているので、それを削除する」
 
 とか何とか適当な理由をつけてお金を巻き上げるのが、奴らの手口です。
「一度騙された人=騙されやすい人」との確信を持って、執拗な勧誘を繰り返してくるそうなので、皆さん気をつけて下さいね。

(2005.1.20)