楽しく語らいましょう

■ペンネーム「もにゅ」さんからの投稿です。

 こんにちは。もにゅです。
 未だに何の目的なのかは分からないのですが、一応投稿させて頂きます。
 
 先日、知らない番号から着信がありました。
 私の周りは比較的「番号が変わったから〜」と直接連絡してくる友人が多いのと、番号が携帯だったことでつい出てしまいました。
 
もにゅ 「はい」
男性 「もしもし、こんちには」
 
 …。
 この入り方からしてどうも知り合いじゃなさそうです。
 とりあえず警戒モードをONにして話を続けてみました。
 
もにゅ 「どちら様ですか」
男性 「サイトウと言いますが…」
もにゅ 「私には男性のサイトウさんという友人はいないのですが(事実です)この番号はどこからお知りになったんですか?」
男性 「ええと、●●さんからの紹介で…あの…」
もにゅ 「ご用件はなんでしょうか。あと、私は今昼休みなので、そんなに時間は取れないんですが」
男性 「あ、じゃあ…また夜に掛けなおします!」
 
 ●●さんは会社の元同僚の方です。
 紹介にせよ何にせよ、人の番号を勝手に教えるなんて何事だ!とう憤慨していると、予告通りまた電話が掛かってきました。
 
もにゅ 「はい」
男性 「サイトウです」
もにゅ 「一つご確認したいんですが、私の知っている方で●●さんは昔の同僚の方しかいらっしゃいません。念の為に●●さんのフルネームをお願いできますか?」
男性 「あ…●●さん、としか知らないんですけど…」
もにゅ 「…知らないんですか?お知り合いなのに?」
男性 「…すみません」
もにゅ 「では、ご用件はなんでしょうか」
男性 「いや、あの…ちょっと楽しくお話できたらな、と思って…」
もにゅ 「見ず知らずの方と楽しくお話出来るほど、私は話題が豊富じゃないんですが」
男性 「いや、でもここで今話してるし…」
もにゅ 「●●さんからどういう紹介をされたのかは知りませんけど、私には同棲してる相手がいますのでお友達になりましょうだとか、そういう類のお話ははっきり申し上げて迷惑なんですが。実際今、楽しくお話できてませんし」
男性 「あ…すみません…」
もにゅ 「あと、私の方にその話が一切来ていない事もとても不愉快です。だいたい、知らない男性から急にこんな電話を受けてお話なんて出来ません」
男性 「すみません…」
もにゅ 「それと、もしかしたら私の相手があなたの方へ電話を掛けてしまうかもしれません。もしそうなったら申し訳ないです。とても感情的な人なので…怒鳴り散らしたりしてしまうかも」
 
 嘘ですけど。
 むしろ後ろでパソコンをいじりつつ一連の話を聞きながら「言いすぎだろ」とケラケラ笑っていましたけど。
 
男性 「え…!!いや、それはちょっと…その…困りますね…」
もにゅ 「そうならないようには言っておきますけど、万が一、という事で心に留めておいて頂ければと思います」
男性 「はい…、よろしくお願いします…知らない方からそんな電話が来たら怖いので」
 
 今この瞬間に自分のやってる事を考えようよ…。
 
もにゅ 「では、もうこの番号には電話して下さらないよう、お願い致しますね。●●さんにもよろしくお伝え下さい」
男性 「はい…すみませんでした」
 
 そのときは、●●さんが勝手に私の番号を出会い目的か何かの勧誘に困って私の電話を教えたんだと思い込み、そんな電話をしてきた相手を叩き潰す事しか考えていなかったのですが。
 しかし、相手がずっとおどおどしていたので結果的には私が一方的に苛めていたような感じになってしまいました。
 
 後日、怒りながら●●さんに電話したところ、本当に全く心あたりがないようでした。
「ごめんね」と言われたけど、謝らなければいけないのは私の方です。疑ってしまって申し訳なかったです。
 ●●という苗字はそう珍しいものではないので、適当に言っただけかもしれません。
 
 それにしても、あれは何だったんだろう。
 話が弾んだら何か次の展開があったのか、と思うと今になってみれば残念です。ああ、あの時このサイトを知っていれば…。

■もにゅさんから二回目の投稿です。ありがとうございます!
 
■多分、●●さんの名前は、適当な口からでまかせだったのだと思います。
「楽しくお話できたら」というダメダメなカンジが、多分アポイントメント商法系の勧誘だと思いますけれど、万に一つもしかしたら、本当に出会い目的な電話だったかもしれません。
 どちらにしてもヘタレ間違いなし、かと。

(2007.6.4)
(参考)
この他の、もにゅさんの投稿は以下の通りです。
中身で勝負!(笑)