浄水器のアフターケア?

■ペンネーム「M.M」さんからの投稿です。

 浄水器のアフターケアです。
 1月に浄水器のアフターケアをしますとの、若いお兄ちゃんからの電話がありました。
 
 我が家では使用していないので、正直に「使ってません」と答えると、「は?」
 
 聞こえなかったのかと思い、もう一度「家では浄水器は使ってません」とやや親切に答えると、またもや「は?」
 
「だから家では浄水器は使ってないんです!」
「勝手にはずしたんですか?」
 
 なんだか怒られちゃいました。
 
「初めから使ってませんけど?」冷静に答えると、
「何で使わないんですか!」
 
 また怒られちゃいました。
 
「無いですから。買ったことありません」
「勝手にはずしたんですか!」
「は? はずしてませんけど」
「勝手にはずしたんですね!」
「はぁ?」
 
 何度か同じような会話を繰り返した後、言われました。
 
「何で「は?」って言うんですか! 失礼でしょう!」
「は? だから使ってないから・・・??」
「「は?」って言わないで下さい! 失礼でしょう!」
「はぁ・・・」
「失礼な人ですね!」
 
ガチャン!!
 
 そう言うと、一方的に電話を切られてしまいました。
 
 以前、シャワーヘッドに着けるタイプの浄水器を、使ったことがあるので聞いていたのですが、蛇口用なので違い、はっきり言い切ったのですが、理解できなかった様です。
 いきなりかけてきて、いきなり切って、どっちが失礼なんだか。
 
 それから一週間ぐらい後、同じ会社(たぶん。前回はあまり聞いていなかった)から、今度は落ち着いた感じの女性から同じ内容でかかって来ました。
 
「前も言ったんですけど、家では浄水器は使ってませんから」
「え? 以前にもお電話さしあげていましたか?」
「はい。男性の方に一方的に切られてものすごく気分悪いんですけど」
「申し訳ありませんでした。二度とないように気をつけます」
「お願いします」
 
 今度はこちらで静かに切らせてもらいました。
 
 謎の電話です。

■・・・本当に謎ですね・・・。
 似たようなケースが、「6と0とではずいぶん違うと思う」なんですが、今回もこの謎の電話の目的がさっぱりわかりません。
 
 トークの掴みに「アフターケア」とか「メンテナンス」とか言うパターンは結構ありますが、それはあくまでも「掴み」でしかありません。
 
「換気扇のフィルターのメンテナンスに」→「あ、まだ付けてないんですね。じゃあ、フィルターの枠が○○円で・・・」
「購入なさったお布団のアフターケアに」→「おやおや、随分痛んでますね。これはもう使えません。新しいお布団が○○円で・・・」
 
 なんて風に、掴みはサラッと流して本題のセールスに繋げるのが肝心なわけですから、この兄ちゃんみたいにシツコクひたすら「アフターケアするべき浄水器の存在」にこだわってしまうのはヘンなんですよ・・・。
 
 論理的に考えるなら、本当にこの兄ちゃんは、M.Mさんが顧客であると信じている、ということになるのですが・・・。
 でも、M.Mさんは浄水器をつけたことは無い、と・・・。
 
 ・・・やっぱり、顧客名簿のフォントの問題(笑)かなあ・・・。

(2006.3.28)