昆虫少年だったころ、手にして一番嬉しかったのがカミキリムシでした。
形は勿論のこと。キーキーと鳴き声（？）をあげる面白さに夢中になったものでした。
昆虫マクロ観察では、なかなか出会う機会がなかったのですが、先日ようやく実現しました。
嬉しくなって撮影した2枚を掲載します。でも小さすぎてちょっとイメージが・・。

草の葉の上でじーっとうずくまっていました。
肉眼ではよく分からなかったのですが、マクロレンズで覗くと、立派な角がにょきっと。
中国では、カミキリムシを「天牛」と書くそうですが、なるほどとうなずける形をしています。

マクロレンズの接近を疎ましいと思ったのでしょうか。
のそのそと動きだしました。この角度からはまさしくカミキリムシそのものです。
でも、非常に小さかったです。大きくなってからもう一度出会いたいと切望。

Camera：Nikon 35mm SLR, Macro 105/2.8, Fuji Super400, Canoscan FS2710,
Process: Adobe Photoshop 6.0 Macintosh
Date:5/5/2001, Tokyo