昆虫ナウ 2010
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昆虫ナウ 2010 #10
信越での出会い「続 バリエーション」
掲載:2010/9/2 (7画像で構成)
8月下旬に出かけた信越地方での観察記録。その最終ページは風変わりな昆虫編です。
慣れない場所なので簡単に見つかる訳ではないけれど、見つけた時の喜びはひとしお。
自分向けの昆虫図鑑を充実させるつもりで目を凝らしました。
でもいかんせん確たる名前が・・
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所変われば蛾も変わる。
葉っぱの上で固まっていたこれは体形的に見てシャチホコガの一種でしょうか。
淡く浮かび上がった水色の斑紋がいい味を出しているなと感じました。
(湯の丸高原 8/23)
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ハサミムシ。自分にとっては遥か昔の思い出につながる昆虫です。
子供の頃にはごく普通に見られた昆虫でしたが、土が失われた東京ではさっぱり。
高度1700mでの再会でした。昔の通りお尻のはさみを振り上げて怒っていました。
(キバネハサミムシと推定・湯の丸高原 8/23)
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地味な昆虫の代表格と言ってもいいガガンボですが、これは一寸異色。
オレンジ色の体色が渓流沿いの暗がりで結構目立っていました。
(妙高高原 8/24)
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慣れない観察地で昆虫を見つける早道は、あたりに咲いている花を注視すること。
その方法で見つけたのがこれ。カメムシの幼虫の一種と思われますが種名は?です。
超ミニサイズだけど、良く見ると複雑な色の組み合わせで見応え十分でした。
(妙高高原 8/24)
※ご覧頂いた方からツマジロカメムシ幼虫とのご指摘を頂きました。
ありがとうございます。
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林道脇の葉の上で、無気力に横たわっていたこれはオオヤマカワゲラでしょうか。
名前通りかなり大形で不気味な体形に一瞬腰が引けましたが一枚。
(湯の丸高原 8/23)
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同じカワゲラの仲間ですが、ヤマトカワゲラは身体も小さくて割とノーマルでした。
出会ったのは、図鑑等に生息地として書かれている通り、渓流沿いでした。
信州の一部地域では、このカワゲラの幼虫を佃煮にして食べる習慣があるそうです。
ザザムシと呼ばれるもので、蛋白源として珍重され、結構美味でもあるらしい。
(妙高高原 8/24)
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高原の夏は短い。フキバッタのペアーの繁殖行動も佳境に入っている感じでした。
野性味たっぷりな体色は、東京で見るバッタとはひと味もふた味も違います。
こう言う違いを見つけるのも高原の旅の楽しみ・・と言う訳でまた機会を見てぜひ。
(妙高高原 8/24)
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Digital Camera: NIKON D90/AF-S VR MICRO NIKKKOR 105mm(1st, 3rd & 6th image),
RICOH CX3(other images),
Exp.Date: 2010/8/23 - 24 at Nagano & Niigata(長野、新潟)
(c) 2010 Toshio Someya All rights reserved.
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