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3月初旬。ユキヤナギの白い花ががぽつぽつと開き始めました。
その枝で何やら異様な物に出会いました。
色合い的には赤茶色の枝にそっくり。でも質感から見て昆虫の擬態に違いない。
でも初遭遇なので種類や名称は不明でした。帰ってから色々調べて見ました。
その結果は・・お隣さんみたいな親しみ易い(?)名前を持つ蛾でした。 |
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シャクガ科の蛾で、名前はオカモトトゲエダシャクでした。
蛹で越冬し早春に孵化するそうです。翅をこの様に折り畳んで木の枝に擬態します。
確かにユキヤナギの様な枝の多い木に紛れ込むと見つけるのは困難です。 |
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横からだとこの様に見えます。蛾というイメージからはかなりかけ離れた印象です。 |
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前に回りこんで見ました。このアングルからでも実態の解明はかなり難しい。
毛むくじゃらの顔面は昆虫と言うより哺乳動物に近い印象を受けました。
蛾は形態も千差万別で奥が深い。これに出会って尚一層そう感じました。
名前調べには苦労するけれど、興味しんしんで見つめて行こうと思います。
(シャクガ科 オカモトトゲエダシャク 撮影:2008/3/5 東京) |
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Digital Camera:
RICOH Caplio R7,
Processed by Adobe Photoshop CS3 Mac,
Exp.Date:
2008/3/5 at Tokyo (東京)
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