昆虫ナウ!2007
フォト蔵Topへ
昆虫ナウ!2007 #51
「秋の信州で出会った」
掲載:2007/10/26(9画像で構成)
色鮮やかな紅葉が山肌を染める10月の信州に行って来ました。
旅の主目的は紅葉を含めた秋の風景を楽しむことでした。
昆虫については、時期が時期だけにあまり期待をしていなかったのですが・・
思ったより多くの種類に出会えて感激しました。
このページでは出会った日順にセレクトして掲載します。
クリックで次へ
標高の高い八千穂高原で出会ったアキアカネ。たった一羽だけの確認でした。
陽は射していても肌に冷たく感じられる空気。ぴーんと張りつめている感じでした。
夜の寒さは想像にかたくありません。そんな中でよく今迄生き続けていたなぁ・・
愛おしさを感じ、ズームの最望遠側で近接撮影を試みました。やっとここまで。
クリックで次へ
通り過ぎた木立に異様な気配を感じ振り返ったらこの光景が目にとびこんで来ました。
スズメバチの集団が忙しげに・・幸いこちらには関心を寄せていない様子でした。
もめごとを避けるため、撮影はこの振り返りショットにとどめました。
(以上2画像は10月22日に八千穂高原で撮影)
クリックで次へ
これ以降の5画像は東御市の農村で出会った昆虫です。
稲刈りの終わった田んぼはしーんと静まり返っていました。
でもあぜ道にはまた沢山の野草が茂っています。まるで春の様な雰囲気。
そんな草の上で暖をとるアキアカネに出会いました。
この農村は湯ノ丸高原からそう遠くない距離にあります。
夏の間、高原で過ごした個体がこうやって余生を過ごしているのかも知れません。
クリックで次へ
ネキトンボはまだまだ元気。
完熟トマト或は真っ赤なリンゴを思い起こさせる様な見事な色づきでした。
クリックで次へ
春を思わせるといえばタンポポの花。ところどころに咲いていました。
やって来たのはスジグロシロチョウ。
秋の草が邪魔をするちょっと吸蜜しにくい場所でがんばっていました。
クリックで次へ
こちらのタンポポにやって来たのはモンシロチョウでした。
控えめな翅の開き方が、この蝶らしくていいなと思いました。
クリックで次へ
小さい甲虫なのですが、存在感は抜群でした。
見事な迄のメタリック感。秋の陽を受けて輝いていました。
(以上5画像は10月23日に東御市の田園で撮影)
クリックで次へ
日当りのいいあぜ道に一株だけ夏の名残が生き残っていました。
代わる代わる蝶が訪れていましたが一番ご執心の様子はこのヒメアカタテハでした。
撮影アングルにもよるのでしょうが、何だがとても可愛らしく撮れた一枚です。
(10月24日に佐久穂町の稲田で撮影)
クリックで次のページへ
信州の旅の最終日。夕暮れが迫って来ました。
そろそろカメラをしまって帰途につこうかという時に出会いました。
休耕田脇の農道にいたオツネントンボです。
注意してみたら驚く程たくさんひらひら飛び交っていました。どうやら夕食中?
これはガガンボと思われる獲物をむしゃむしゃやっているシーンです。
成虫のまま冬を越すので越年(おつねん)という名づけられたイトトンボの仲間です。
昆虫の季節も終わりかという時にこういう逞しいのに出会えたのは嬉しい体験でした。
(10月24日に茅野市郊外の田園で撮影)
このページの先頭へ
Digital Camera: Nikon D200/AF-S VR Nikkor 18-200mm(1st & 2nd image),
OLYMPUS E-330/ZUIKO Digital 14-54mm(8th image),
Nikon D40/AF-S VR Micro Nikkor 105mm(other images),
Processed by Adobe Photoshop Lightroom & CS3 Mac,
Exp.Date: 2007/10/22-24 at Nagano (長野)
(c) 2007 Toshio Someya All rights reserved.
前のページへ 表紙へ 次のページへ

昆虫写真館総合案内へ フォト蔵のTopに戻る