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ほっと!昆虫2006 #44
「冬への備え」
掲載:2006/11/16 (撮影:2006/11/12)
11月も中旬。いよいよ寒さ対策を万全にしなければいけない季節がやってきました。
昆虫の世界でも、長く厳しい冬への備えが急務となります。
木枯らし一号が吹いた日に見た”なるほどシーン”2画像です。
写真
成虫のまま冬を越すバナナムシは、ぬくぬくの快適スペースを確保済みでした。
幅広い葉っぱの裏が冬の間の棲家となるようです。
ここだと天気のいい日には陽の光が透けて暖かいし、冷たい風の直撃も防げる。
でもこの状態で、じーっと張り付いているのって疲れそう。
これは、たぶん余計な心配。昆虫にとってはきっと何でもないことなのでしょう。
(ツマグロオオヨコバイ)
写真
こちらはカマキリの母親の知恵の産物です。
長い冬を越すタマゴ(卵のう)を、カラタチの木の鋭いトゲの間にしっかりと産み付けました。
近づいて撮影するのにも難儀する程の強固なバリケードに護られています。
きっとこれだと天敵の鳥も近寄り難いでしょうね。なるほど・・・

Digital Camera: Nikon D200 / SIGMA 17-70mm, RAW,
Processed by Adobe Photoshop CS2 Win, Exp.Date: 2006/11/4 at Tokyo (東京)
(c) 2006 T.Someya All right reserved.

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