西岳・朝焼けと夕焼け Nishi-dake Sunset&Sunrise

3日目は結局夕方までずっと晴れ渡っていました。 前の晩は雨だったので西岳ヒュッテに泊まったのですが、この日はテントにしました。
西岳ヒュッテはあまり大きくはないのですが、この日はテント場には私だけでした(ヒュッテにも泊まり客は2人だけ)。
夜9時ぐらいまでは北穂高山荘と槍岳山荘の明かりが結構明るいのですが、 それを過ぎると星空がとてもきれいに見えます。しばらく見上げていると流れ星もいくつか見ることができます。
4日目の朝はきれいな朝焼けにそまる槍ヶ岳、西岳や雲が見られ、 前日の朝の景色とはまったく異なる景色を楽しめました。
西岳へは槍岳山荘から3、4時間です。

(写真をクリックしても何も起こりません)

大天井岳 Otensho-dake 大天井岳 Otensho-dake

西岳に登ると夕日が大天井岳の頂上部だけを照らしていました。
常念岳と夕焼け Sunset and Jonen-dake

太陽が沈むと、空にうっすら赤く染まり、うすい青と赤のグラデーションが東の空にできました。 赤と青のグラデーションを背景に常念岳のシルエットが浮かび上がりました。
常念岳と夕焼け Jonen-dake
夜明け Dawn 夜明け Dawn

翌朝も雲は少なく、日の出が近づくにつれて東の空の雲が赤く染まっていきました。
朝日と常念岳 Sunrise and Jonen-dake

太陽に顔を出すあたりの雲は黄金に輝いていました。 常念岳のシルエットもきれいです。
朝日と常念岳 Sunrise and Jonen-dake
朝焼けの槍ヶ岳 Yari in Morgen rote 朝焼けの槍ヶ岳 Yari in Morgen rote

西を向くと槍ヶ岳もモルゲンロートに染まっていました。 槍のかたあたりのガスもピンク色です。
朝焼けの穂高岳と赤沢岳
Hotaka in Morgen rote

穂高岳はというとやっぱり赤く染まっています。 奥中央が前穂高岳、奥右の噴煙を上げているかのようなのが奥穂高岳と北穂高岳、手前の赤く見える山が赤沢岳です。
朝焼けの穂高岳と赤沢岳 Hotaka in Morgen rote
槍ヶ岳 Yari 槍ヶ岳 Yari 

槍ヶ岳の左の肩から南岳にかけて稜線はすっかり赤く染まったガスに隠されていましたが、 赤い色は徐々に薄れていきます。
槍ヶ岳 Yari

朝焼けはすぐに消えてしまうと、同じ場所もまったく別の風景になります。 手前のハイマツもすっかり緑色を取り戻しています。
槍ヶ岳 Yari
西岳の紅葉 Nishi-dake 西岳の紅葉 Nishi-dake

西岳はところどころ色づき始めていました。 朝焼けの日を浴びるといっそう赤く見えます。
西岳の紅葉と常念岳 Jonen-dake

東の常念岳は相変わらずシルエットのままです。
西岳の紅葉と常念岳 Jonen-dake
西岳テント場 Nishi-dake camping cite 西岳テント場 Nishi-dake camping cite 

西岳のテント場は西岳ヒュッテから少しせり出したところにあります。 テント場の周りは色づいている木が多く、朝焼けの日を浴びるといい色になります。
西岳テント場 Nishi-dake camping cite

こちらも、朝焼けが薄れてくると、わずかの時間で雰囲気ががらっと変わります。
西岳テント場 Nishi-dake camping cite


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