涸沢 Karasawa

8月に泊まった涸沢のヒュッテで見た絵葉書の紅葉の美しさに惹かれて、それをどうしても見たくなり、 2003年9月から10月にかけて涸沢へ通いました。まず9月中旬に3日間の予定で入山しました。

当初、上高地−横尾−涸沢(2泊)−屏風のパノラマ−上高地、のつもりでしたが、 あいにく紅葉はまだまだだったのと、涸沢まであまり時間がかからなかったので、 それでは夕日と朝日の景色でも楽しもうと北穂高岳に登ってることにしました。 しかし、残念ながら昼過ぎから雨が降ってきて翌朝になってもガスは晴れず、ほとんど何も見えない状態でした。 下りてくると雨は上がり、霧は山頂部だけになり、夜には晴れてきましたが、月が結構明るくて星空を見るにはいまいちでした。 まっともヒュッテの明かりがずっとついているので、月がなくても星空を見るにはあまり向いていないかもしれません。

コース:上高地−横尾−涸沢−北穂高岳(泊)−涸沢−屏風のパノラマ−涸沢(泊)−屏風のパノラマ−上高地
涸沢へは上高地から4、5時間です。
涸沢は、 2003年9月 2004年6月 2006年10月 2007年10月 にも同様のコースで歩いています。

(写真をクリックしても何も起こりません)

涸沢キャンプ場 Karasawa camping cite 涸沢キャンプ場 Karasawa camping cite

穂高連峰(北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳)に囲まれた涸沢は、目の前に切り立つ岩峰がせまります。 山小屋に泊まっても、テントに寝てもすがすがしいです。
朝のキャンプ場 Morgen rote

夜明けが近づくと少しざわついてくるので目が覚めます。しばらくすると山頂が朝焼けに染まり始めます。 モルゲンロートに染まっている山は北穂高岳です。
朝のキャンプ場 Morgen rote
月と涸沢岳 Monn and Karasawa 月と涸沢岳 Monn and Karasawa

青空の下、月が、奥穂高岳と涸沢だけの間、穂高岳山荘のあたりへと沈んでいきます。 9月中旬ですが、山頂に近いあたりはうっすらと茶色くなり始めていました。
朝焼けの涸沢岳 Karasawa in Morgen rote

朝日を浴びると、山の草木はいっそう赤茶の秋っぽい色になります。
朝焼けの涸沢岳 Karasawa in Morgen rote
南岳と槍ヶ岳 Minami and Yari 南岳と槍ヶ岳 Minami and Yari

涸沢から、屏風岩の頂部の屏風の耳や屏風の頭まで見晴らしのいいパノラマコースが続いています。 穂高連峰に囲まれた涸沢や、大キレットを経て槍ヶ岳へ、さらに常念岳へ続くと続く稜線を見渡すことができます。
前穂高岳 Mae-Hotaka

屏風の耳から見た前穂高岳です。険しい岩肌が印象的です。
前穂高岳 Mae-Hotaka


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