蝶ヶ岳・常念岳 Cho-ga-take/Jonen-dake

前の週の穂高岳・涸沢の景色のよさに気をよくして、2003年8月中旬に5日間の予定で入山しました。
蝶ヶ岳は穂高岳の少し東にあり、午前中は穂高岳や槍ヶ岳のすばらしい景色を楽しむことができます。

当初、上高地−蝶ヶ岳(泊)−常念岳(泊)−大天井岳−西岳(泊)−槍ヶ岳−槍平(泊)−新穂高温泉、とぐるりと回ろうと思っていたのですが、 あいにく初日から天気が悪くて穂高岳の景色を楽しめなかったので、蝶ヶ岳でお天気待ちすることにしました。 結局、予定を変更して常念岳までは行きましたが雨霧で何も見えませんでした。山はお天気次第であることを痛感しました。

コース:上高地−蝶ヶ岳(2泊)−常念岳(泊)−蝶ヶ岳(泊)−上高地
蝶ヶ岳へは上高地から6時間ほどです。安曇野の三股からのルートもあります。
蝶ヶ岳は、 2004年4月2005年4月 にも同様のコースで歩いています。

(写真をクリックしても何も起こりません)

槍ヶ岳 Yari 槍ヶ岳 Yari

夕方に霧が晴れると槍ヶ岳が姿を現しました。
夕焼け Sunset

太陽が沈むにつれて、空が怖いほど真っ赤に染まりました。 山の向こうに黒い雲があって槍ヶ岳のシルエットがはっきりしないのが少し残念でした。
夕焼け Sunset
朝焼けと雲海 see of clouds 朝焼けと雲海 sea of clouds

翌朝も日の出が近づくにつれて一面の雲海の上に朝焼けが広がっていきました。
朝焼けの槍ヶ岳 Yari in Morgen rote

太陽が雲海の上に顔を出すと、山々が朝日に赤く染まり始めます。 モルゲンロートに染まる槍ヶ岳です。
朝焼けの槍ヶ岳 Yari in Morgen rote
朝焼けの穂高岳 Hotaka in Morgen rote 朝焼けの穂高岳 Hotaka in Morgen rote

穂高岳もモルゲンロートに染まります。 左から奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳です。
雲上のキャンプ Camping above clouds

明るくなると真っ白い雲海の上のキャンプ場が照らし出されて、 すがすがしい朝をしみじみ感じ始めます。
雲上のキャンプ Camping above clouds
穂高岳とブロッケン現象 Hotaka and Brocken-specter 穂高岳とブロッケン現象(光輪) 
Hotaka and Brocken-specter
日が昇ると青空と穂高連峰のすばらしい眺めを楽しめます。 下の雲海にうっすらと虹のようなブロッケン現象が見られましたが、 雲海が低くて遠いので輪の中心に自分の影を確認することはできませんでした。
3000メートル山稜 3000m ridge

穂高岳から槍ヶ岳へと3000メートル級の稜線が続きます。 左から、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、少しあいて南岳、そして右端に槍ヶ岳です。
3000メートル山稜 3000m ridge


穂高連峰
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