Otoshibumi Craft Lab 電気の森 The Forest Of Electric
+ Electronic Technorogy [1999]
Tool 編
Ver.3.0 Last updated : 1999/11/10
本書では、他書にはない独特なルールによる回路図を用います。ここで紹介することは、本書の独特の電気回路図の描き方についてです。他書で用いられている電気回路図の描き方と比較しながら、読み進めてください。
これから、説明するルールによる回路図を「Otoshibumi流回路図」と呼びます。
「Otoshibumi流回路図」は、次のようなルールで描くことにします。
電気素子は、電気素子の端に「○」印を付けることにする。
例えば、電気抵抗の図記号は、図.Tool−1−1(a)であらわします。Otoshibumi流回路図では同図(b)のようになります。
本書でよく用いる図記号を図.Tool−1−1にまとめてみました。参考にしてください。
ここで、用いた「○」印は、「端子」を意味しています。
電気素子どうしを、「電線」を用いて結線する場合、太線(━━)を用い、図.T01−2(a)のようにする。
電気素子どうしを、直接、結線する場合は、同図(b)のようにする。
「電線」の太線は、省略することができる。このとき、太線の両端にある「○」印は、1つにまとめる。
電線を省略した回路図は、電気素子を、直接、結線する場合に相当する。
このことを頭に入れて、再度、図.T01−2の(a)図と(b)図をながめてください。納得いただけると思います。
電線どうしの接続には、「●」印を用いる。
Otoshibumi Craft Lab 電気の森 The Forest Of Electric + Electronic Technorogy [1999]