Otoshibumi Craft Lab 電気の森 The Forest Of Electric
+ Electronic Technorogy [1999]
電気回路編 第1章 オームの法則 Ver.3.x
Ver.3.0 Last updated : 1999/11/10
本節(A−7節)で扱ったオームの法則は、直流電源の起電力と回路に流れる電流の関係をあらわしたものです。
さらに、もう一つの公式を加えて、それぞれの公式の関係について説明します。4つの公式とその関係を図.A−71−1に示しました。
第1公式と第2公式、及び、第4公式と第3公式の間の関係は、「電流の変化に対する起電力を求めるための式」か、または、「起電力の変化に対する電流を求めるための式」かを意味しています。
第1公式と第4公式、第2公式と第3公式の間の関係は、同じことを意味しています。ただし、比例定数の視点が違っていて、比例定数が電気抵抗なのか、コンダクタンスなのかの違いがあります。
4つの公式を得るには、数学的な手法である「式の変形」や「(抵抗とコンダクタンスを変換する)式の代入」を行うことによって得ることができます。
「式の変形」や「式の代入」については、中学校時代に学ぶ内容です。読者の中には、解らない方もいるかもしれません。別の機会に説明できればと思っています。それまで、中学校の数学の教科書と格闘してください。
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