接続確認テスト2

先ほどまでの作業で構築したサーバーは正常に動いていることがわかりました。最後の作業として、他のコンピューターから先ほどのテストページの部分へアクセスできるかどうかのテストを行います。
まずクライアント側のコンピューター(ここでは同じネットワークに繋がっているIPアドレス192.168.20.161のコンピューター)を用意し、それを使ってテストを行います。
クライアント側コンピューターでブラウザを開き、サーバーを構築したコンピューターのIPアドレスを入力します。
クライアント側・サーバー側コンピューター双方の設定に問題がなければ、図のように先ほどの「接続確認テスト」の時と同じテストページが表示されるはずです。もし表示されない場合は、もう一度 httpd.conf ファイルの記述(特に Server Name の行)を見直してみるといいでしょう。又クライアント側コンピューターでプロキシ設定を有効にしている場合は、それを解除する必要があります。
これでサーバーの構築は終了しました。前書きに書いたとおり、このサーバーはごく基本的な動きしか出来ないので、これから本格的にサーバー運用を行いたいという方は様々なカスタマイズやセキュリティ面での安全対策を重ねてゆく必要があります。書店に行くと多種多様な書籍が置いてあるので、そういったものを参考にすると良いと思います。