電気の森 by Otoshibumi Craft Lab [2003] | |||||||||||
合成樹脂管の分類 |
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'03/01/10 Ver.1.0 Kouji11-007 | |||||||||||
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Keyword / Section No. | |||||||
合成樹脂管とは | |||||||
合成樹脂管 | |||||||
/kouji11007-01 | 合成樹脂管とは、合成樹脂を主材として作られた電線管をいう。 | ||||||
/kouji11007-02 | 内線規程 JEAC 8001-2000には、合成樹脂管の定義がある。 | ||||||
合成樹脂管とは、電気用品取締法の適用を受ける合成樹脂製電線管、合成樹脂製可とう管(PF管)及びCD管をいう。 | |||||||
内線規程 JEAC 8001-2000 3101節 用語 3101-1 用語 2 | |||||||
ここでのポイントは、「電気用品取締法の適用を受けていること」が条件になっていることでしょうね。 | |||||||
Keyword / Section No. | |||||||
合成樹脂管の分類 | |||||||
/kouji11007-03 | 合成樹脂管の分類は、次の2段階で行うことにする。図.11007-1に合成樹脂管の分類結果を示す。 | ||||||
合成樹脂管の分類 | |||||||
1.可とう性があるか、ないか 2.耐燃性(自己消火性)があるか、ないか |
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[図11007-1/draw] 合成樹脂管の分類 |
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作画 : 02/10/24 Ver.1.0 | |||||
Keyword / Section No. | |||||||
分類の第1ステップ | |||||||
/kouji11007-04 | 合成樹脂管は、可とう性を持たない「合成樹脂製電線管」と可とう性を持った「合成樹脂製可とう電線管」とに分類する。 | ||||||
ここでの分類基準は、「可とう性があるか?ないか?」である。 | |||||||
「合成樹脂製電線管」「合成樹脂製可とう電線管」という用語については、あえて、「・・・で作られた」を意味する「製」と「電線を収める専用の管」という意味で「電線管」という表現をさせていただきました。電線管は、英語の「conduit」に相当します。 | |||||||
合成樹脂製電線管 | |||||||
/kouji11007-05 | 合成樹脂製電線管とは、合成樹脂を主材とした、可とう性のない電線管を示すことにする。 | ||||||
合成樹脂製電線管 | 構造的に、ストレートな管。まっすぐな管という意味です。ずばり、硬質ビニル電線管を示します。 | ||||||
合成樹脂製可とう電線管 | |||||||
/kouji11007-06 | 合成樹脂製可とう電線管とは、合成樹脂を主材とした、可とう性のある電線管を示すことにする。 | ||||||
合成樹脂製可とう電線管 | 構造的に、フレキシブルな管。曲げやすい性質をもった管という意味です。 | ||||||
/kouji11007-07 | JIS C 8411:1999に「合成樹脂製可とう電線管」の定義がある。 | ||||||
管軸に直角に力を短時間加え、この力を取り去った後、短時間に元どおり近い形状に復帰する屈曲可能な合成樹脂製の電線管。 | |||||||
JIS C 8411:1999 3.定義 a)合成樹脂製可とう電線管 | |||||||
Keyword / Section No. | |||||||
分類の第2ステップ | |||||||
/kouji11007-09 | 合成樹脂製可とう電線管は、耐燃性(自己消火性)をもつ「PF管」と耐燃性(自己消火性)を持たない「CD管」とに分類する。 | ||||||
詳しくは、「合成樹脂製可とう電線管−PF管とCD管−」を参照 | |||||||
/kouji11007-10 | 硬質ビニル電線管をPF管、CD管と同様な用語の扱いにするため「VE管」と呼ぶことにする。 | ||||||
VE管 | |||||||
/kouji11007-11 | 硬質ビニル電線管は、耐燃性(自己消火性)を持つ電線管です。耐燃性(自己消火性)を持たない電線管はない(存在しない)ようです。 | ||||||
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