Tunisチュニス


Bardo●バルドー

 
バルドー国立博物館
●チュニス郊外。レピュブリックから4号線で約20分。
 月曜日休館。
 3.15TD=約\280+カメラ持ち込み1TD=約\90

建物そのものがオスマントルコ時代の統治者ベイの宮殿だった。壁のタイル、天井や柱の彫刻がいちいち凝っていて豪華。また、台所などがオスマン時代そのままで展示されている。ローマ時代の多数のモザイク、カルタゴの出土品など貴重な資料が多い。ベンチが各所にあるので、休みながらの見学が可能。


カルタゴの仮面

モザイク壁画

Bouchoucha●ブシューシャ

 
水道橋
●レピュブリックから4号線で約15分。
ブシューシャ駅より徒歩5分。

バルドーへ行く途中にメトロから見える。チュニジア国内には、世界最長のローマ時代の水道橋が残されているらしく、各地で遺跡を見ることができるが、チュニスから一番近いのはおそらくここ。観光地でもなんでもないので、気軽に下を歩ける。

Republique●レピュブリック

 
レピュブリックはパリ通りほかいくつかの通りが交わる交通の要所で、メトロの乗換駅でもある。広場から裏通りに入ると、なぜかいきなり食料市場もある。もちろん、観光地でもなんでもなく、もしかすると臨時の市場かもしれない。
マジェスティックホテル
●レピュブリック駅から徒歩2分。
 シングル1泊35TD=約\3,150

1913年、フランス統治時代に創業。迷路のような廊下、高い天井、どっしりとしたカーテン、広いバス、一工夫ある鍵と、外も中も完全にフランス風。2階のテラスはカフェになっている。

Av.Habib Bourgiba●ハビブ・ブルギバ通り

 
イブン・ハルドゥーン像
●バルセロナ駅から徒歩5分
ハビブ・ブルギバ通りは、真ん中に広い遊歩道を持つチュニスのメインストリート。その西側、フランス時代の大聖堂とフランス大使館に挟まれた広場(独立広場)には、チュニス生まれの歴史家&社会科学者、イブン・ハルドゥーン(1332-1406)像がある。いつも近くに写真サービスやさんが待っている。イブン・ハルドゥーンの生家もチュニスにあるらしいが、うっかり探すのを忘れてしまった。
11月7日広場
ハビブ・ブルギバ通りの東側に、巨大な時計台がたつ。これより東にはカルタゴ方面へ向かうTGMのチュニス・マリン駅がある。

Medina●メディナ
世界遺産にも登録されている旧市街地。アグラブ王朝時代に、エズ・ジトゥーナモスク(グランモスク)が建設されてから、その周辺にスーク(市場)ができ、門が造られた。フランスがメディナの外に街を造り始めるまで、ここがチュニスの中心だった。細い路地が続き、通りごとに売り物別市場がある。もちろん住民も多く、バイクで石畳の道をすり抜けている。

メディナの人々の様子については「LIFE」の頁をどうぞ。
ダル・オスマン近くのハーブ店。


ジトゥーナモスク近くのスーク。観光客でごった返している。日本人が通るとあちこちから「コニチワ」「ナカタ」と声がかかる。
エズシトゥーナモスク
●フランス門から徒歩5分。金曜日は観光不可。
1.6TD=約\140
オリーブの木という意味の名が付くモスクで、チュニス最大の聖地。7〜9世紀にかけて建設され、カルタゴの遺跡から運んだ石材が多数使われた。
アラブのモスクの多くはそうだが、ここも信者以外は別の入り口から中庭をのぞめるだけで、中に入ることはできない。
ベイの墓
●1.6TD=約\140。
オスマントルコ時代にこの土地を統治した王(ベイ)一族の墓。管理人のおじさんが案内してくれる。
ダル・ベン・アフダーラ博物館
●1.6TD=約\140
1796年に造られた高級官吏の宮殿。人形がおかれて、当時の生活を再現している。
シディ・ユセフ・モスク
1616年に造られたモスク。イベリア半島から移り住んだアンダルシア地方出身の建築家が造ったため、スペイン風のデザイン。ミナレットの形がかわいく、迷路のメディナでは目印にもなる。