外部工事1
外壁工事が始まりました。
内側から、(発砲ウレタン断熱材)−構造合板−タイベック(防水シート防湿シート)−胴縁−サイディング材−塗装(塗り壁、ラフトン吹きつけ)となります。
ほとんどの場所の胴縁は21mm厚なのですが、正面に立体的なデザインをつけるため、一部ツーバイ材をカットしたものを挟んでいます。つまり21mmに約40mm加わります。



左下の白い物が水切りです。
外周の下の部分をこれで巻いていきます。



うちの外壁の仕上げは無塗装フラット板のサイディング材に塗り壁と一部ラフトン吹きつけ仕上げです。
サイディングボードはウベボード株式会社の製品です。
通常、外壁を塗り壁にする場合デラクリートセメントボードなどを貼るのが一般的だと思います。
しかし、なぜか沖縄ではどのハウスメーカーもフラットのサイディング材の上に塗り壁仕上げをするようです。
しかも、サイディング材のメーカーはどこもそのような仕上げについて保証をしていません。
不思議ですが、他のハウスメーカー等に習いうちもこのようにすることにしました。
数あるサイディングのメーカーの中からウベボードを選択した理由は市場調査をして価格折衝した結果一番安く購入できたからです。
枚数があるだけに1枚の価格が響くところです。



同質出隅です。これもウベ製品です。



このように、壁と壁が垂直に交わるところに同質出隅を使います。



いきなり話題はとびますが、瓦の件で報告を忘れていた箇所があるので追記します。
瓦の端、つまり止めになる役物瓦と普通瓦の間はこのようにシリコンで防水してもらいました。
当初、予定にはなかったのですが沖縄の台風を考えると当然といえば当然でしょう。



このように瓦のハナの部分は漆喰で埋めます。



また、話題は飛びます。
これはベランダの水抜きです。
あまり目立ちませんが、ベランダはFRP塗装をしています。
当初、グラスファイバーの真っ白なイメージを持っていたので写真のように透明で塗っても気づかない物だとはわかりませんでした。
特にこだわっていないのでどうでもいいことなのですが・・・。



左棟はサイディング材が張り終わりました。



右棟も貼り終わり、サイディング貼りはほぼ完成です。
ちなみに外壁工事は光城工業さんです。
一部壁が凹んで見えるのがわかりますか?
先程説明しましたが胴縁にツーバイ材を挟んだ分です。
良いか悪いかわかりませんが自分でとっさに思いついたデザインです。
時間がなかったので本当に思いつきです。
一生に一度の家をこんな感じで進めて良いのでしょうか?自問自答してしまいます。
この壁は約4m50cmもあり、のっぺらぼうも何だったので苦肉の作です。
左の玄関ポーチのRは気に入っています。



そのRの部分はメッシュで塞いでいます。
通常はRベニアを使うようですが インターネットでこのメッシュを知り試験的に使ってみました。必要以上に買い込んだのでDIYにも使うつもりです。
ちなみにこのメッシュは楽々メッシュといい”施工が簡単で、低価格で曲面加工が可能”がセールスポイントです。販売元は株式会社マーベックスです。
でもこんなところまで自分で考えるのは分離発注ならではですね。



軒天換気口です。
全部でで20個つけました。
通常の商品より価格は高く、サイズも大きいようです。
沖縄の台風にも吹き込み被害がないと評判だったので奮発しました。


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