DIY キッチン編2

今回は主に引き出しを作る工程を見ていただきます。

まずは引き出しのパネル部分を作ります。
色々作り方はあるでしょうが、私はゴージャスよりシンプルを選びました。

上の棒はパネルの縁になります。
パイン材(正確にはSPFスプール・パイン・ファー、パイン材の雑種です)の2×8材を3等分の巾にカットしパネル材が入る巾(今回は9mm)のしゃくりをいれます。
ちなみに画像の下のは純血なパインのパネル材です。
Vカットが入っていますがパネル材では最もシンプルな方だと思います。
これらの材料を必要な長さにそれぞれカットし組み立てていくと・・・




こうなります。
左右のパネルは見た目が言いようにバランスよく対照にカットします。
止め方も色々あると思いますが結構数も多いのでドリル等で下穴を開けずにすむスマートビスを4隅に各2本ずつ計8本で固定しました。




次に引き出しのBOX部分です。
きれい且つ本格的にに作ろうとするなら底板の厚み分、側板4面にしゃくりをいれなきゃいけないのでしょうが、近所のオリジナルキッチンを製作販売している会社でもそこまではやらないと聞いていたので底板は
簡単に下からコンプレサーを使い仕上げ釘で仕上げました。




パネル部分とBOX部分を接合するとこうなります。
ちなみに右下に見える白いものはスライドレールで
金物屋さんやホームセンターで販売されています。
これを使うとあら不思議、素人が作ったとは思えないほどスムーズに引き出しが開閉します




こういうのを全部で15個作りました。
体調が良くないのでコツコツと・・・
ちなみに画像はコンロ側のカウンターです。
画像では見えない右から3番目下から一番左の下までの4つはスライドレールではなく引き出しのしたにタイヤを付けゴンドラのようにしました。
つまり、どこへでも移動できるのです。




これはシンク側の袖です。左右に同じ大きさの物が来ます。上はスライドレールで下はゴンドラになっています。ちなみに上には包丁などを、下にはゴミ箱を入れます。




それぞれノブをつけると、らしく見えませんか?
ノブはアメリカ遠征の際いっぱい買ってきた物です。
パネル等の塗装は、自然派らしく?オスモを塗るつもりで既に大口で購入済みです。




例のIHコンロも入っています。
本体の左の部分にはこれから調味料入れの小さい引き出しを作るつもりです。




流しの下にはディスポーザーをつけました。
実はアメリカからの輸送の過程でいくつか行方不明になった物がありこのディスポーザーもそうでした。
HOME DEPOTで間違いなく購入しコンソレデーターにデリバリーしてもらいましたがどこで消えやら??。
新築の家にはどうしても入れておきたかったので頼みの綱、アメリカにいるOさんにお願いして再度購入、発送してもらいました。
この機種はディスポーザーで圧倒的なシュアを持つISEというメーカーのかなりグレイド高いヤツです。
”777SS”私が知っている中では一番いい物だと思います。
話に聞くと日本で手に入れるには20万円前後するらしいのですがアメリカのHOME DEPOTでは約$199(約25000円前後)です。

ディスポーザーとはなんぞや?と疑問の方々に付け加えます。
ディスポーザーはシンクの排水溝の下の部分に取り付け生ゴミをジューサーのように粉々にして流す機械です。
一度使うと手放せないと聞きます。
鶏肉の骨や魚の骨もグジャグジャに砕きます。
ちなみに日本では使用禁止とされている地域もあるようですので悪しからず・・・。


次回はDIY キッチン編の最終回です。
よろしくお願いします。

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