路面モジュール規格

    

始めに

規格は走行、接続に必要な最小限の範囲にとどめ、それ以外はモジュール制作者の自由裁量に委ねています。規制を最小限にする事により制作者の意思を尊重し、見る人が「あっ!」と驚くようなアイデアが出来るだけ盛り込める余地を、いかに残せるかがポイントです。


1、台枠寸法

コーナーモジュールは奥行き210mmとして斜めにカットしても良い。

どちらでも作りやすい方法で。

2、線路配置

1番線は手前から50mmの位置に線路センターが来るようにします。複線間隔は25mmです。ユニトラック線路を2本並べればこの間隔になります

曲線部分は1番線、2番線ともに半径120mmです。右の図の用に曲線半径を大きくするのは自由ですが車輌が当たらないように注意して下さい。

端部飛び出し量 約0.5mm〜1mm程度。ユニジョイナーが台枠端部より内側に引っ込んだのは不可(接続出来ません)

 

    

3、使用線路

接続部分はカトーユニトラック型番20−041(S62F)あるいは20−040(S62)を使用。(S62Fはフィーダーコード付き、S62は線路のみ)、

注、ハンダ付けでフィーダー線を引き出せる人はS62F、S62にこだわらない。(規格準拠)

直線部分はユニトラック型番248+型番20−041あるいは型番S248+20−040を使用

曲線部分はカトーフレキシブル線路を切断して使用

注、自己責任で直線中間部分にフレキシブル線路の使用も可

4、脚

※の部分が5mm〜10mm程度の段差を吸収可能である事。(会議机の段差)

推奨品:下の写真はヤザキ製イレクターを使用した例です。

5、コネクター

ユニトラック線路、型番20−041(S62F)に付属するコネクターを使用する。

注、フィーダー線を引き出せる人は型番24−825延長コードDC用の中央を線路にハンダ付けする。(規格準拠)

6建築限界

曲線部分は半径120mmを採用した場合です。市販品にはオーバースケールの車輌も多々あります。斜線領域に入り込むようなストラクチャーやアクセサリーは禁止です。

私見 「思うに規格化とは、」

制定した人にとっては、規格は絶対に守ってほしい要求事項です。

受け入れる人にとっては、規格は守っていれば、トラブルが発生しない事を保証してくれる安全項目です。

分岐、平面クロス、勾配、ガントレットなどの魅力的な事柄は、実際に製作した実績がないため、未知の領域です。そのため規格は存在しません。これらは個人の責任(上手く走らなかったらそのモジュールは外す)で挑戦するテーマと思います。

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