「asktakaの独り言」

コンサルタントの独り言を随時書き込んでいます。ビジネスに限らず、その時々の出来事や話題を取り上げるつもりです。コーヒーブレークの際などにご覧いただければ幸いです。ご感想やコメントはゲストブック(こちら)にどうぞ!

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今回の「独り言」は『USA便り』として7回シリーズ(第60回から66回) でお届けします。

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第60回:USA便り・その1:建築の街シカゴ

昨年8月7日から19日までシカゴ、ミネアポリス、NYC、フィラデル フィアを周ってきました。「欧州3カ国の旅」に続いて、「USA便り」としてBBSへのカキコを切り出しました。ご一読いただければ幸いです。

<2001年8月8日 シカゴにて>

「シカゴは建築物が美しい街だそうよ」とワイフにいわれて、あた りを見回すと、個々の建物が語りかけてくるような気がするから不 思議です。欧州よりも現代的というか、近代的で、NYCとはまた違 った洗練された建物が印象的です。例えば、シカゴの五番街といわ れるミシガンアベニューにあるJohn Hancock CenterやOldウォータ ータワーと新ウォータータワーなどライトアップ効果もあってとて も綺麗です。建築物の話となるとdigitaloさんにお話お伺いしたく なりますね。

さて、昨日はシカゴに朝9時ごろ(日本時間は7日午後11時) 到着し、一休みしてからシカゴ川のほとりでランチを食べ、昼寝 (?)をしてしまいました。まだ、身体は日本時間なのです。 夕方、つまり日本時間の朝目が覚めて、ミシガンアベニューを散歩 したのです。Alexandraさんのお薦め通り、asktakaのお気に入りの 散歩コースでした。教えていただいたミシガンアベニューの一本裏 通りにあるWyndham Hotelを探して、いま人気のカリフォルニア料 理店CaliTerraの位置を確認してきました。さて、10日の夜まで の間にいつ行こうかな。

滞在しているホテルはスイスホテルで、リッツ・カールトン、フォ ーシーズンズ、Wyndham Hotelとfully bookedで、やっと押さえた という感じでした。昨晩散歩して実感したのは、やはり予約がとれ なかった3ホテルの立地の方がいいな、ということです。この3つ はNYのミッドタウンや(The Pierre Hotelのある)アッパーイース トのホテル群と同じ利便性の点でも買いかな。

スイスホテルはシカゴ川とミシガン湖を見下ろす景色はいいものの、 ミシガンアベニューまで少し歩きます。どうせなら3つのホテルの そばにあるインターコンチとかウエスティンの方がよかったと思い ます。何せシカゴは初めての訪問なので、このへんの感覚が分かり ませんでした。

ということで、18日までのアメリカ滞在中に随時『USA便り』を アップしたいと思います。では、皆さん、今日はこれにて失礼し ます。


(2002年2月11日(月))

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第61回:USA便り・その2:シカゴ食べ歩き

<2001年8月10日 シカゴにて>

昨日8日はランチを現代美術館内のPuck’sというレストランでい ただき、夜は事前に位置を確認していたWyndham Hotelにある CaliTerraにしました。いずれもAlexandraさんのお薦めのお店で す。

Puck’sの客層は地元のちょっと澄ました高齢のご婦人達、近所に 勤めるビジネスパースン達、そして観光客に分かれます。皆さんの オーダーを見ていると、サラダとパンだけの人が多いようですが、 パスタかピザをメインにする人もいます。私達はというと、 asktakaは赤ワインとスモークサーモンのサラダ、ワイフは定番の ピザを頼みました。サラダのドレッシングが少し甘いのが気になり ました。それにしても健康を考えてか、アメリカ人は欧州の人たち に比べてよくサラダを食べますね。

夜のCaliTerraでは、お店の人のリコメンデーションに従いまし た。前菜として「鮪の刺身のサラダ風キャビア添え」と「海老の葉 巻風揚げ物」(シュリンプ・シガーとかいって名物だそうです)を 頼み、asktakaはラムのステーキとサラダ、ワイフはトマト味のエ ンジェルヘア(パスタ)とコーンスープ・カプチーノ風でした。

味はAlexandraさんのお薦めだけあって美味で、しかも20%のチ ップ込みで二人で140ドルですからリーズナブルに感じます。 これもハーフボトルの赤ワインとデザート一人分、エスプレッソ 二人分を含んだ料金ですからね。日本ではお鮨をいただくと一人前 の料金ですね。

もっともNYCの著名なレストランでも、ワインを一本飲んで二人で 300ドルぐらいですから、いかに日本のレストランが高いかが分 かります。特にワインが高くつきますね。この点では、銀座の落合 シェフのイタメシ屋ラベッタラはリーズナブルで、CaliTerraより 少し安くあがるくらいですから、3ヶ月前でも予約がとれないのも 頷けますね。

ところで、ZAGATを買おうと思って、ミシガン・アベニューにある NYC五番街の行きつけの本屋を探したのですが見つかりません。 確かに地図には載っているのですが、現在はゼニアかフェラガモの 店になっているようです。アマゾン・ドット・コムなどのネット書 店の影響なのでしょうか、街角に本屋が消えるのは寂しいですね。 それで、思わずゼニアに入ってネクタイを買ったところ、130ド ルでした。何の事はない、この円安で日本で買う値段よりも少し割 高です。やはり、日本で買うと倍以上はする革靴や一部のブランド のバッグがお買い得ですね。

話は脱線しましたが、ZAGATのシカゴ版を見ると、Alexandraさん のお薦めの店が、いずれも高く評価されています。今日のお昼は 入門生さんご推薦のJohn Hancock Centerの95階でランチをとる 予定です。今晩と明日の晩は、ニューアメリカンとベトナム料理に するつもりで、これから予約をいれます。

どうもシカゴではのんびり食べるだけで終わりそうです。Kellogg のあるホームアローン第一作の舞台ともなったエバンストンに足を 伸ばしたいのですが、どうなることやら。

ということで、これにて失礼。


(2002年2月11日(月))

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第62回:USA便り・その3・シカゴ四方山話

<2001年8月10日 シカゴにて>

シカゴは夏といっても東京ほど暑くはありません。さすがに、散歩 すると汗ばみますが、夕方以降はジャケットを着て歩いても、そん なに暑く感じません。でも、冬はマイナス10数度になるそうで、 暑さに弱いのか、メイドさんが調整する部屋の空調やレストラン の温度は冷えすぎです。

明日からシカゴ川沿いでライブなどイベントがあるようですね。

ホテルの部屋からシカゴ川を見下ろすと、高層ビルが多い中で6階 建ての低い建物が目に付きます。これがシカゴ大学のBSです。昨日 1階にある本屋に寄ったところ、何とミルトン・フリードマンの Positive Economicsなどのペーパーバックが今でも並んでいるの を見て吃驚するともに、懐かしく感じました。asktakaの学生時代 はサミュエルソンとフリードマンが経済学の両巨頭という感じで したからね。シカゴ大はフリードマンの本拠地で、いわゆるマネタ リストのメッカだったのです(今でもそうかもしれませんが)。

シカゴ大といえば、2,3年下の後輩が留学していて、確かルーカ スという先生についていたはずです。彼とは飲み友達で、留学から 帰国後慶應義塾で教えていたのですが、10数年前に30前半で突 然死してしまいました。ある時asktakaが研究室に電話すると、い つもの調子で冗談を言いあっていたのですが、どうも雰囲気が違う ことに気づきました。なんと研究室でのゼミの最中だったのです。 最初に言えばいいのですが、asktakaに気を使って無駄話に付き合 ってくれたのです。と、彼のこと思い出して少しセンチな気分ですね。

そうそう建築の話の際に書き忘れましたが、ミシガン・アベニュー のストリート・ファニチャーはなかなか面白いですね。その中に 黒人男性の座っている椅子があって、隣に座れるようになっていま す。ワイフがそこに座る姿は写真にとったのですが、男性が隣に 座ってキスする真似をしたりする風景は米国ならではですね。

シカゴは19世紀末に大火事があって、その時残ったのがウォータ ー・タワーだそうです。その後の高層ビル建築ラッシュが、現在の 「建築の街シカゴ」を生んだのかなぁ、と想像しています。

>Alexandraさん

95階へ行ってきました。お昼も通常のテーブルサービスをして いましたが、階段を上がったところにブッフェがあってビジネス パースンで結構混み合っていました。夜景は素晴らしいと思います ね。ワイフが高所恐怖症でなければまた行きたいのですが・・・。

結局、昼食後にBoadersで2時間ほど遊んでいました。実は前の日 もこの店に入ったのですが、レジが一階にしかなく長蛇の列だった ので買わずに帰ってきたのです。

昨晩は胃が疲れて夕食抜きでした。さすがにお腹がすいて、これか らホテルで朝食です。今日はシカゴ最後の夜なのでお腹の調子を考 えながら、美味しいものを食べたいと思っています。

今日はシカゴ美術館に行く予定で、そのあと元気があればMetraで エバンストンまで足を伸ばしたいと思います。

<2001年8月11日 シカゴにて>

シカゴの現地時間は10日午後11時半です。日本時間は11日 (土)午後1時半です。今晩はシカゴ川沿いでイベントあって、 シカゴ・トリビューンとエクイタブルビルの間でロックの演奏会が 行われています。asktakaが覗いた時には5人の女性のグループが 歌っていて随分盛り上がっていました。ロックを生で聴くと思わず 身体が反応するから不思議ですね。

さて、今日はシカゴ美術館をゆっくり見た後、株式取引所と商品 取引所を見ただけで終わりました。シカゴ美術館には77年まで 実施されていたシカゴ株式取引所の現物が再現されていました。 臨場感はないですが、意外と狭いなぁというのが印象です。

夜はワイフの食欲が今一とあって和食にしました。それも歩いて いける距離でなければ問題があるので、初花という店に行きました。 B級でしたがしょうがないですね。どこかに書いた記憶があります が、わがワイフは数々の武勇伝があります。その一つは、かって NYCのブーレーズの最盛期に、夕食を食べてThe Pierreにタクシ ーで帰る途中で気持ち悪くなり、結局ホテルの下水の栄養価を高め る結果になりました。従って、歩いて帰ることができるお店でなけ れば駄目なときがあるのです。asktakaには不可解な現象ですが、 これは受け入れるしかないのです(嗚呼)。

それで、遅めの夕食後ホテルに戻って、バーで一人で飲みなおしま した。そこで、ファッション関係に従事するカップルと話がはずみ ましたが、やっと米国に来たという気がしました。

ということで、フィランディアをベースのマティーニでほろ酔い気 分asktakaでした。

<2001年8月11日 シカゴにて>

現在シカゴは11日(土)午前10時を過ぎたところです。これか らシカゴ大のBSの本屋によって散歩の後、午後2時のフライトで ミネアポリスに飛びます。シカゴの空港は、O'Hareといって、 オヘアと発音するのですが、日本の旅行本や旅行サイトではオハラ 空港と表示しているケースが多いようです。そこで、以前のカキコ ではasktakaもそのように書いたのですが、やはり変ですね。実は 昨晩酔っ払った勢いで、ホテルのバーのバーテンやフロントに発音 させたのですが、いずれも「オヘア」。「オハラ」の発音の由来を 聞いても、「?」でした。当たり前ですよね。これもよくあるよう に、最初にカタカナにした人物の思い違いを引きずっているのでし ょう。

ということで、シカゴからの最後のカキコになります。オヘア空港 から一路ミネアポリスへ1時間ちょっとですが、夕方(日本時間で 12日(日)朝)にはミネアポリスから第一報をお届けできると 思います。

では、皆さんもよい夏期休暇、お盆休みを!


(2002年2月11日(月))

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第63回:USA便り・その4:ミネアポリスとMall of A.

<2001年8月12日 ミネアポリスにて>

飛行機が30分ほど遅れて、しかもインターネットがつながらず、 ホテルの係りの人を呼んでやっと今接続できました。同じミネアポ リスでも、ホテルの所在地は中心部から離れているため市外局番か らダイヤルしなければ接続できないのです。やれやれです。

まだ外は明るいのですが、もう11日(土)午後8時になろうとし ています。どうもミネアポリスのホテルの選択を誤ったようで、 ぽつんとホテルがある感じでまわりは郊外のような雰囲気です。 Wyndham Minneapolis Airportというホテルですが、空港からは 少し離れているし、日本で選んだときにはWyndham Garden Gloomingtonという名前なのでちょっとリゾートっぽい感じがし ますよね。でも、ベルボーイもいないし、ホテルの格としては 今一でもう二度とこのWyndham系のホテルには泊まることはない でしょう。まぁ、二泊だけなので我慢するしかないですね。

明日は朝から一日モール・オブ・アメリカを視察する予定です。 ディナーも8時でお終いなので、ルームサービスを取って明日に 備えます。

ということで、ではまた。

<2001年8月13日 ミネアポリスにて>

ミネアポリスには全米一(最大級)と呼べるものが二つあるそうで す。一つはMall of Americaで4つのデパートを核にした室内テー マパークを持つショッピングセンターです。もう一つはミネソタ 大学だそうですが、学生数が最大なのか、敷地規模かは定かではあ りません。いずれにせよ、ミネアポリスは人口30数万人の都市 で、ツインシティといわれるセントポールと合わせても60万人程 度の割には2つの全米一を誇っています。

今日は朝11時から午後6時まで7時間ばかりMall of Americaに いましたが、これだけスケールがあるとSCというよりもアーバン リゾート、TDLのような遊び場です。そこからミネアポリスの ダウンタウンに出かけてシーフードレストランで食事をしてホテル に戻りました。

明日は朝9時のフライトでNYCに飛びます。もうこちらは夜中の 12時を回ったところでぼちぼちワインの酔いが醒めてきました。

次のカキコはNYC到着後になります。日本時間では、14日の明 け方になるでしょうか。では今日はこのへんで。


(2002年2月11日(月))

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第64回:USA便り・その5・NYC

<2001年8月14日 NYCにて>

昨日は9時のミネアポリス発シカゴ経由NYC行の飛行機に乗った のですが、なんとNYC到着は午後8時過ぎでした。ホテルにチェ ックインしたのは9時過ぎで、Sushi-Zenでの夕食はお流れになり ました。その代わり、今日の夜は予約しちゃいました。

asktakaにとって海外では飛行機はこれまで順調だったのです。と ころが、昨日はシカゴへは予定通りついたのですが、そこで飛行機 の機械の故障が発見され、代わりの飛行機に乗り換えて1時間強の 遅れでNYCに向けて飛び立ったのが運のつきでした。朝の新聞 で、NYCは雷と集中的なシャワーがあると読んでいたのですが、 なんと悪天候でラガーディア空港に降りられず、NY州のアルバニ ー空港に降機しました。この時点では時差をいれてNYC到着予定 時間2時を過ぎて、午後の3時ごろだったと思います。そこで、 待つこと4時間半、やっと午後7時半過ぎにラガーディア空港に 向かい約30分のフライトで到着。空港はごった返していて、タク シーは長蛇の列。こんな経験は今回のような特にアポのない時で よかった、と思わずニヤニヤしていたら横でワイフが怪訝な顔で asktakaの顔を見ていました。

NYCは4,5年ぶりで、セントラルパーク沿いにかっての定宿 The Pierreの横を通って、パークの南側に面するThe Helmsley Park Lane Hotelに到着した時にはほっとしました。部屋は41階 でセントラルパークを南側から見渡せる眺望の良さは気に入りまし た。こと眺望の点ではThe Pierreに劣ることはなく勝るかもしれま せん。ところが、です。ワイフは高所恐怖症とやらで、やたらと 怖がるのです。折角こちとらは、絶景かな、絶景かなと楽しんでい るのに、何と興ざめな!!

ところで、昨晩は鮨を食べる予定だったので、どうも日本食モード でした。そこで、セントラルパークから西五番街をローワーに向か ってすぐ右側のペニンシュラ・ホテルの傍にあるきく蔵のやってい るラーメン屋へ行きました。そうしたら、その通りは教会があるせ いか、ホームレスがダンボールで囲って2,30人たむろしている のです。以前はこのへんは綺麗だったのですが、なんともはやまた も興ざめな気分でした。10年続いたUSAの好況の光と影などと いうステレオタイプ化されたコメントは、田原某のようなジャーナ リストのようになるから差し控えます。

ということで、NYCは朝の7時前。これからセントラルパークを 散歩して、スモークサーモンをビーグルにはさんだ朝食をいただく 予定です。

<2001年8月16日 NYCにて>

昨日はNYCから特急で1時間、フィラデルフィアにあるペンシルバ ニア大学のWhartonへ行ってきました。エグゼクティブプログラム 用の施設は新しく立派で、各BSの力の入れようが分かります。

また帰りは信号故障とやらで、予定よりNYC着が2時間遅れで、ま ともなディナーが流れました。やれやれです。

今日はこれから、一日NYC近郊へ出かけます。

<2001年8月17日 NYCにて>

今NYCは17日金曜日の朝8時になろうとしています。今回の米国 滞在も今日が最後の夜を迎え、明日午前の便で帰国の途につきま す。日本到着は19日午後ですが、東京は蒸し暑さが続いているので しょうか。

今晩はご主人がワシントン、奥方がNYCに在住していて、週末に 時々合流する(?)友人夫妻と夕食をともにします。米国での二重 生活はなかなか大変だと思いますが、奥方の方はNY大学の大学院 でメディアアートとかなんとかを研究中なのでやむおえないのでし ょうね。

さて、昨日は久しぶりに米国最大のアウトレットモール、ウッドベ リーコモンに行ってきました。数年ぶりなので、随分テナントが入 れ替わっていたり、人気のブランドが店を拡張したりで、様相が 変わっていました。今でも月に一店舗程度は増えているそうで、 店舗数はゆうに200は超えます。これもオープンモールゆえと 敷地が広いゆえの自在さですね。

昨日は木曜日ですが、付近の住民や米国内からの観光客そして日本 人で結構混んでいました。少し高めの商品を購入すると、日本で購 入するよりも10万円単位で安くなるので、割安感がありますね。 ワイフはダナ・キャランとMax Maraのスーツと靴を買っていまし た。最近ワイフもasktakaの好みを分かってきたらしく、asktakaが 選びそうなものを自分で選択します。学習効果があったかなぁ。

夜はBlooklynにあるピーター・ルーガーというNYC随一のステー キ屋さんに行きたかったのですが、数日前では予約がとれません。 そこで、新しくなったフランス料理の店Bouley(ブーレイ)に行き ました。当日予約で夜8時の席がとれたのですが、いははやディナ ータイムで3回転以上する勢いには驚きました。いまだBouleyは 健在なりということを実感した次第です。でも味はというと、かっ ての方がオーソドックスなスタンスも維持していて好きでした。 NYCは世界の胃袋を満足させる街であることは確かですね。

今日はランチの後、車で4,50分ところにある、ホームデポが やっているEXPO Design Centerに行ってきます。

まだ書きたいことはたくさんあるのですが、ぼちぼち行動開始の時 間が来ました。米国からもう一回ぐらいはカキコできるかもしれま せん。あとは帰りの機内で書いて、帰国後アップすることになる と思います。

>DokusouBossさん

本のほうは着々と前進しているようで何よりです。早く出版先が 決まるといいですね。

確かに米国全体では景気停滞感がありますが、ことNYCに関する 限り影響は少ないとWSJかNY Times紙上で読みました。 具体的な数字は追っていないのですが、NYCのレストランの活況 を見ると、10年前とは大違いだと思いますね。

New oneについてコメントするのはなかなか難しいですが、またコ メントします。

ではでは、皆さん、よい週末を!


(2002年2月11日(月))

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第65回:USA便り・その6:NYCの変遷

<2001年8月19日 成田への機中にて>

久しぶりにNYCを訪れて、数年前と比べて街が変わって見えるのは、 至るところスターバックスが出店していること、それとNYCでは キティちゃんブームが遅れてやってきてサンリオの店が目に付くこと でした。また、五番街の店舗も時代の流れを感じさせ、高級ブランド 以外にバナナ・リパブリックやギャップなど大きな店を構えています。

日本の若い女性向けの雑誌にはよく取り上げられているようですが、 ソーホーなども様変わりしました。ルイ・ヴィトンやシャネルなどの メジャーなブランドを始め、五番街と変わらないテナントが出店して います。

こうした傾向は銀座などの日本の繁華街のみならず、欧州の主な繁華 街も同様です。企業戦略の観点からいえば、ここ数年で世界のマーケ ットは一つといったグローバル戦略が実行されたといえるかもしれま せん。だが、その背景には、世界で情報のリアルタイムな伝達が行わ れている点が見逃せません。

初春から5月にかけての欧州の旅と、今回の米国とを合わせて延べ 約1ヵ月の旅で実感したことは、世界の主要都市ではモノやサービス がすでボーダーレスになっている点でした。

これからは日本のマーケットを考えるだけでなく、最初から世界の マーケットへの展開をにらんで戦略を立案すべきだと思います。そう いえば、これまでもソニーなどのメーカーや一部の日本のファッショ ンブランドも海外での評判、名声を背景に日本市場で成功したケース は案外多いですね。

これから起業を考える人は、先ず、NYCでの成功を考えてみる手 もありますね。そして日本に逆輸入するか、欧州での展開を考える。 こうした発想も必要ではないでしょうか。asktakaは最初は欧州より も米国の方がビジネスはやりやすいと思いますがいかがでしょうか。


(2002年2月11日(月))

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第66回:USA便り・その7:NYCでのハプニングあれこれ

<2001年8月22日 帰国後のUSA便り>

今回の米国滞在では、いろいろなハプニングがありました。 先ず、ミネアポリスからNYCの移動の際、ラガーディア空港に 降りられず、アルバニー空港で待機したことです。

更に、Wharton(ペンシルバニア大学のBS)へ下見に行く際、 フィラデルフィアとNYCとの往復では2つの出来事がありま した。一つは、往復チケットの帰りの分を自動発券機に置いて きたことです。

実は、出発当日の朝アムトラック(米国の鉄道)のホームページ から特急の予約とカードでの支払いを済ませ、ペン・ステーショ ンでチケットをピックアップすることにしました。その方法は、 窓口で受け取るか、自動発券機を使うかのいずれかです。

ホテルから駅に向かう道が混んでいて駅に到着したのが出発5分 前でした。そこで、並ばずに発券できる自動発券機に決済カード を入れて、チケットをプリントアウトしたのですが、何せ時間が なくて、二人分の行きのチケットが出た段階でホームに駆け足で 向かったのです。発車時間ぎりぎりのところで間に合ったのです が、チケットに書いてある値段がどうも片道分なのです。念のた めフィラデルフィア駅に降りてすぐに、自動発券機で帰りのチケッ トが発券されるかどうかトライしてみました。だが、案の定発券画面に なりません。そこで窓口で確認したところ、一緒に帰りの切符も 出たということなので、再発行するようお願いしました。あとの人 が切符を駅員に届けてくれたらしく、ペン駅に切符が保管してある ことが確認できて、無事チケットを入手したわけです。もし保管され ていなかったどうなったのかと思うと、今でもいやな気分ですね。

それから、前にも書きましたが、帰りの特急が1時間でNYCに到着 するところ、3時間もかかったといハップニングもあったわけです。

長々と状況を書きましたが、このハップニングで突発時の英語が聞き とれないことを痛感しました。飛行機の中でもルーティーンのアナウ ンスは分かるのですが、それ以外の話はキーワードしか分かりません。 スチアーデスにアナウンスの内容を確認すると、少しゆっくり喋って くれるので、何とか聞き取れるのですが、普通のスピードでまくし立 てられるとお手上げです。こうして、周りの人々の行動を見ながら動く という不思議な体験をしたのです。

そして、圧巻はアムトラックの車内放送です。どうも途中からスピー ドが落ちたと思ったら、シングル・トラブルで各駅に止まって徐行 運転するので、NYC到着時間は遅れるというではありませんか。 最初は「シングル」だからそのうち解決するだろうとたかをくくっ ていましたが、2時間も遅れました。ペン駅で下車すると駅は人で ごった返していたので、列車発着案内の掲示板を見ると軒並み 「大幅遅れ」となっていました。そこで、はたと「シングル・トラ ブル」ではなく、「シグナル・トラブル」だったことに気づいたわけ です。

ということで、今回の米国旅行では新たな経験をしました。ビジネス の話、マネジメントの話だけ理解できても生活に関わる話は、よく 聞き取れないということも再発見しました。ビジネスの場合は自分の いいたいことを予めインプットして、空でいえるよう準備しているし、 自分の土俵で相撲をとるように仕向けるので何とかなるのですがね。

それから、New York TimesにBronxの住民の所得がこの10年で低下 して、しかも2極化しているとの記事がグラフ付きで出ていました。 この原因は、中南米、ラテンアメリカから英語の出来ない移民が増 えてその人達が所得の足を引っ張っているとのことです。一方で、 Bronxの住民でも高学歴の人は米国の平均以上の所得があるそうで、 これが2極化たる所以ですね。

確かに今回NYCでタクシーに乗ると、ドライバーは大体が英語のあま りできないイスパニックかインド人でした。サンプルは少ないのです が、一様に無愛想で、英語は下手で、道は知らないときてますから これじゃ商売になるわけがないですね。まだ黒人ドライバーの方が ベテランが多く安心です。

こうしてタクシーに乗ると気分が悪くなるし、とんだハプニングは これ以上ゴメンなので、比較的リーズナブルなリムジンサービスを 利用しました。現地の日本人夫婦が経営している会社で、今後空港 への送り迎えや、近郊への視察などに利用したいと思っています。

何だか取り留めのない話になりましたが、「USA便り」はこれにて 終了です。


(2002年2月11日(月))

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