ファイト!さんの雑感シリーズ「雑感7」

[ Top Pageへ ] [ 雑感シリーズIndex ] [ ゲストブックへ ]



《お知らせ》

このページでは第61回〜第70回を「雑感7」として転載致しました。皆さんが新しい順にご覧いただけるように、新着分が上に来るように致しました。ファイト!さんへの激励、ご感想などはゲストブックにどうぞ!



雑感その70:ロースクールの話

ふう、なんとか70回までたどり着けました。 最近忙しいせいかペースダウンしていますが、2月から3ヶ月で達成で すね。早く3桁に乗せたいですね。

昨日勉強した後に無理をしてトレーニングに行き、トレーナーの若い 女性にいいところを見せようと思ってついつい重いバーベルを持ち上 げたら少々背骨を痛めました。今日はそれが腰に来たため授業を聴い ているのが辛かった・・・・。腰痛には注意です。

さて、最近ロースクールの話題が盛り上がっています。国民10万人 当たり16.4人、「雅勝さん」がお詳しいフランスは欧米で最も少ない そうですが、それでも10万人当たり62.4人だそうです。

日本では弁護士といえば、受験勉強が大変だ、最難関試験だなんていう イメージがありますし、いったんなってしまえば先生と呼ばれ一生食べ るに苦労しないなどというのが一般的な見方でしょう。

そういえば、ファイト!の高校の同期も大学から10年以上勉強してつい 2年ほど前に合格したそうな。いやはや大変な試験です。 ただ、やはり社会な弁護士に対する需要増に伴い弁護士の量産化が言わ れはじめたんですね。

ロースクールか。いきたいなぁ〜。でも、新聞なんか見ていると大学間 では熾烈な誘致競争が起きているようですね。ちょっと本来の趣旨とは 異なるところでのこうした大学間での思惑にはちょっと????という 気になりますが。

そういえば、ファイト!の大学でも法学部は毎年100人ぐらいの司法試 験合格者を輩出することを目標にして、大学というよりも司法試験予備 校的な印象があったなぁ〜。わざと卒業せずに8年間も大学生をやって いるツワモノも結構多かったですが・・・・。

弁護士の資格もこうしたロースクールの設立をして弁護士等の量産化 をするのもいいんですが、商法・民法・刑法など資格を細分化しても いいのではないでしょうかね。例えば商法専門弁護士は、ロースクー ルで一般的な法律の基礎を学び、専門の商法についてはプロ級の知識 を身に付ける。ロースクール終了後、専門外の分野については基礎知 識を見るための試験を行い、専門分野に関しては高度な試験にすると いうのも一案だと思いますが。

今の法律は覚えることがたくさんありすぎます。弁護士を細分化する ことで多少は受験生の負担を軽くできるでしょうし、より専門分野に 強い弁護士を早くから養成することができるのではないでしょうか?

なんて、MBAから早くもロースクールに浮気しているファイト!です が・・・・。あと10年早くロースクール作ってくれればなぁ〜

(2000年5月14日)




雑感その69:企業は人

やはり企業は人ですよね。「今日の話題」でもありましたが、この 人の問題って企業の根幹をなすものだと思います。

特にファイト!のいる金融業界なんてまさに人です。金融機関とい うのはサービス業であり、人々に利便性と満足感を与えることによ って利益を上げているわけですよね。メーカーならば、こんないい 製品を作りましたからといえるのですが(当然開発した人はすばら しい技術をもった人ですが)、サービス業である金融機関にはサー ビスを提供する人、これ自体が優秀でなくてはなりません。

一昔前の金融機関といえば、いい大学を出たいわゆるエリートと呼 ばれていた人が就職し、いったん入行するとジェネラリストとして の教育を受けます。これは言い換えれば画一的な、均一な機械をつ くることだといえば、多少語弊はあるかもしれませんが、当たらず とも遠からずというところでしょう。

こうして、優秀ではあるが均一な機械・・・人材が金融機関を支えて きたんですね。しかし、工場自体が傾くと、均一な機械はあまり役に 立たないことが分かってくるんですよね。というのも傾いたときに どう対応するのかなんて知っている人なんていないですからね。

今まではどの金融機関も同質なサービスを提供してきました。まあ、 これは均一な人材によって提供されてきたからであり、当然と言えば 当然ですが、これからは競争の時代ですから、他よりも優れた特色を いかに出していくかが、生き残るための条件のような気がします。

ただ、現状を見てみると言うわ易し行うは難しといったところのよう ですね。まだまだ、隣の家の様子をうかがいながらというのが多いで すからね。ファイト!も考えてみれば今までは均一な機械のひとつだ ったんだなぁ〜と最近つくづく思います。

やり方はいろいろありますが、ファイト!は自分のやり方で旧来の 常識を変えるだけの知識・能力をもった人間になりたいですね。

(2000年5月13日)




雑感その68:樋口さんの経済学教室

今日の日経の「経済学教室」読まれましたか? アサヒビールの樋口さんが、新日本型経営の確立を提言されていまし たね。内容的には特段目新しいことはないのですが、経営を八ヶ岳や 琵琶湖を例にあげて説明するなんていうのは素人でもわかりやすいで すね。だいたい、この「経済学教室」は大学の教授とかが執筆してい ることが多いのですが、たまにこうした第一線で活躍している人(樋 口氏はもう名誉会長だから第一線といえるかは?ですが)の意見も出 てくるので毎回楽しみにして読んでいます。まあ、asktakaさんのコ ラムみたいに毎日読むのが楽しであるという意味ですが。

この中で特に印象に残ったのは、樋口氏も引用していた次の言葉です。

「いまできることをやる勇気。できないことについてそれ(できない 事実)を受け入れる冷静さと忍耐。そして、それを識別する体力と知 恵を我らに与え賜え」

この引用は神学者の有名な祈りの言葉らしいですが、文頭に「経営者 は」、文末の「〜我らに与え賜え」というのを「〜身に付けることが 重要である」と変えれば経営鉄則の第一条になりそうですね。

この言葉なかなかいい言葉なのでファイト!の辞書にインプットする ことにします。英語だとどう表現しているのかな〜?

日経新聞を購読している方でまだ読んでいなければどうぞ読んでみて ください。「日本よ!頑張れ!」という樋口氏の気持ちが伝わってく ると思います。

(2000年5月11日)




雑感その67:セブンイレブンと日本の経営

今日は暑かったですね。もう日中ならば半そで半ズボンに草履で十分 ですね。いや〜サラリーマンは辛いです。そうそうasaktakaさん、 今日の話題での広告の話。ファイト!も身の回りのちょっとしたこと にも気を使うようにしていますが、電車の広告はまさにその時代の世 相を表現していますよね。でも、若い女性の水着姿が広告に出ている と思わず周囲の目も気にせずに見とれてしまうファイト!はもう中年 なんでしょうかね・・・。

さて、気を取り直して今日の雑感。

お恥ずかしい話ですが、米国のセブンイレブンでCHAPTER11を申請し ていたんですね。いや〜今まで知らなかったですよ。 でも、87年に非公開、90年に申請、そしてこの6月にNYSEに再上場と いうのも珍しいですよね。 新聞にも日本企業が米国企業を立て直してNYSEに上場した最初のケー スと紹介されていました。

日本のセブンイレブンは、まさに今注目の会社であり業績も親会社を しのぐほどですし、ファイト!も超優良企業という印象だったんです が別の側面を見た感じです。

こういった企業再生にもこれからのビジネスチャンスはあるんでしょ うね。なかなか興味深いですね。いま巷ではスタートアップが人気で すが、こうした潰れた会社を再生させるという仕事もなかなかおもし ろそうです。ゼロからスタートさせるのもいいのですが、ゼロになっ た会社を再建するのもリーダーの手腕ひとつにかかっていますからね。

そうえば、このHPでもたびたび話題になる日産のゴーン氏もこの手 の人ですよね。この人の場合には、欧米流のやり方で日本の会社を再 建させるケースですが、米国セブンイレブンはこの逆。

日本的経営はダメだといいながら、こうした米国セブンイレブンの再 建を日本企業が主導して行ったというのはある意味でまだまだ日本的 経営も捨てたものではないなぁ〜と感じますね。

ファイト!も自分の会社をいったんゼロにしてから再建させたいなぁ〜 なんて思わず本音が出てしまいますね。

(2000年5月9日)




雑感その66:求人広告と世相

おはおうございます。連休も今日が最後。独身生活もあと数時間を 残すのみとなりました。結局振り返ってみれば、あまり大した勉強 もできずに終わってしまった感じですね。まあ、10の計画に対し て半分ぐらいが遂行できればとは思っていましたが。

でも、久しぶりに独身モードだったんですが、やはりがらんとした 家に一人でいるのは寂しいものです。勉強に集中できるのも2時間 が限度。昨夜なんて一人で風呂場の掃除をしてしまったり・・・・ あーあ、こんなことしてる暇はないんですがね。

最近日経の求人広告をよく見るようになりました。大学院へ行くの はいいが、その後はどうなるんだろうと思うとついついチェックし たくなります。

それに、求人広告って結構その時代のトレンドが読み取れますよね。 以前「雑感」に書いた光通信の広報担当者募集記事。あれは、同社 のディスクロージャーが問題になった直後に出ていました。関連が あるのかどうかは定かではありませんが。

長銀の投信経験者募集記事。そういれば、長銀って投信販売が当初 国有化の影響で長らくできなかったなぁ〜

最近多いのは、やはり投資信託関連、IT関連の求人でしょうか。募集 年齢は、なぜかほとんどが35歳ぐらいまで。中には30歳を限度と するものが多いですね。常連はやはり外資系コンサルタント。人材の 流動化が激しい業界なのかな?でも、常連さんほど待遇が悪く、人も すぐに辞める傾向にあるなんていうことも誰かいってたなぁ〜

IPO関連も人気ですね。アナリストも同じく。また、MBA経験者 や公認会計士も。でも、需要と供給が一致しないだろうなぁ〜。MBA といっても、先方の意識しているのは有名大学でしょうからね。

でも、こうした新聞による求人はやはりあてにはならないということ も聞きます。やはりヘッドハンターと言われていた人からのお誘いを 受けるぐらいにならないと一人前ではないとか。

転職経験のないファイト!には、よく分かりませんが周りを見ている と結構多くの人が転職していますね。同じ業界に行く人もいれば、 ベンチャーに飛び込む人もいる。でも、ほとんどの人は人材派遣会社 に登録しているみたいです。登録料はタダだからといって何社にも 登録している友人もいます。でも、そういう人に限って転職する気は ないようですが、、、、。

人材の流動化。最近よく聞きますが、ファイト!の周りを見る限り、 この動きは速さを増している気がします。ただ、問題なのは企業側 の体制。年功序列を前提にした給与体系や退職金制度、年金等々。

でも、こうした問題が解決されれば、我々労働者にとってはハッピー なことでしょうね。経営者側にとっては、優秀な人材獲得のための 方策を考案しなければなりませんが。

あと10年もすれば年功序列という言葉は死語になるんでしょうね。 というわけで、連休最後。明日から仕事と勉強のハードな日々ば始 まるのか〜。いやだなぁ〜(とついつい本音が、、、、)

(2000年5月7日)




雑感その65:子供の犯罪

おはようございます。 といっても既にお昼なのですが・・・。こんなに天気がいいと家の中 にいるのも不健康な感じがします。トレーニングにでもいくかなぁ〜 明日から独身モードだ!(^^)!

さて、今日の雑感。

朝起きて新聞の社会面を見てビックリ。

「高3出頭 主婦殺害で逮捕」
「人殺す経験したかった」

アメリカなどで未成年者による銃の乱射などのニュースを聴くと、 怖いなぁ〜という気持ちがある反面、心のどこかではまるで対岸の 火事のごとく冷静な気持ちになります。

でも、今回はファイト!の田舎の近所の話。犯人の少年は学校でも 成績抜群で模範的な生徒だったようです。それが、なぜか「人殺し てみたかった」という理由だけで、主婦をかなづちでなぐり、文化 包丁でメッタ刺しですからなんとも言いようがありません。

大人の犯罪には、借金を返すお金がほしいとか、逆恨みしたりとか の動機があることが多いし、その理由もなんとなく良い悪いは別と して理解できるのですが、少年犯罪の場合には「面白くないから」 「殺しをしてみたかった」等々その動機に???となることが多い 気がします。

犯罪の年少化現象は、アメリカだけの専売特許と考えるのは大きな 誤りであり、日本も早急な対策が必要ですね。それには、大人が大 人の視点でものを考えるのではなく、子供の立場にたって物事を見 る必要がありそうですね。子供だから、、、なんていう理由づけで 事件を終わらせたくはないですね。

しかし、大人の犯す事件よりも子供が犯す事件の方に最近はぞっと するものを感じるのはファイト!だけではないと思います。ファイ ト!の子供たちも大丈夫かな〜

子供に金属バットで殴られないようにトレーニングして身体を鍛え ておかなければ・・・・。

(2000年5月3日)




雑感その64:お台場観光など

どうも連休中はアカデミックにはなれませんね。 ですから軽い話題。雑感その64、、、。

昨日は車は×だと聞いていたので地下鉄とゆりかもめで青海へ。 ヴィーナスフォートへとりあえずいってきました。 なかなかおしゃれなショッピングモールですね。1階は家具屋等、 2階・3階がモールなんですが、あれは一度いくべきでしょう。 従来のモールとはちょっと異なったコンセプトで作られています から、まさに女性にはいいでしょうね。 教会広場右手の和・イタリアンレストランは女性にはお勧め。店員 の男性はまるでホストクラブのお兄さんみたいな黒服・美形ぞろい です。嫁さんはすっかりご機嫌でした。味もまあまあです。

有名な観覧車は45分待ちということで断念。そのままお台場に移動 してDECKなどを散策。夜はレインボーブリッジを見ながら食事。 フジテレビ前では「フジテレビカード」などというカードの入会募 集をして「テレビの公開録画に優先招待!」なんていいながら若者 を集めていました。さすがテレビ局・・・。

ホテル日航では、結婚式ラッシュ。でも、不思議なんですが、介添 えのおばさんていうのは、お嫁さんがドレスを着ていても必ず薄い ピンク系の着物を着ているんですよね。自分のときは特に気がつか なかったんですが、他人のを見ているとなぜ介添えのおばさんも洋 装にしないのか不思議でしたね。 幸せそうなカップルを見て隣を見ると、口の周りにアイスクリーム をつけた嫁さんがいました。もう結婚当時には戻れないなぁ〜と 実感。

しかし、混んでいるものの飲食店舗が充実していること、モールから 一歩出れば開放的な気分になれることから、あまり混んでいることを 意識させませんね。若いカップルが大勢いましたし、そのアツアツ振 りに少々息切れしましたが。でも、東京の新しい観光名所になること はまちがいないでしょう。

こうした臨海副都心の開発振りを見ると、鈴木元都知事の計画が そのまま実行されていたら・・・・と思います。結局反対だけし て何もしなかった青島元知事の判断が正しかったのかどうか今と なっては疑問がでてきますね。まあ、これも結果論にしかすぎま せんが。でも、どんどん新しいビルが建てられるようですし、10 年後が楽しみですね。

というわけで、今日から勉強モードです。といっても、まだ4月で すから今後の勉強の進め方等についてチェックしたり、子供を迎え にいったりと、本格的な勉強ではないのですが・・・・。

そうそう最後に。女性の方にはヴィーナスフォートはぜひ一度訪れ ることをお勧めします。また、カード(入会費・年会費無料)を 作ると1000円分の商品券がその場でもらえます。カードはこれ以上 いらないという人も、無料でかつ1000円もくれるんですからお得で しょう(私と嫁さんは2人で2000円ゲット。それでランチを食べた)。

また、ビジネスマンの人にも、ああいった店舗コンセプトはおそら く日本ではあまり例がないような気がします。ぜひ、勉強のために いってみてはどうでしょうか。但し、おじさんだけで行く場所では ありません。あくまでも「女性のためのショッピングモール」です からね。ちなみにあそこの賃貸料は坪5万円以上はするそうです。 さすが森ビルさん。

(2000年4月30日)




雑感その63:連休初日

今日は緑の日。(誰かの始まりの文句のようだ・・・笑) ちょっと前までは天皇誕生日といわれていましたが。

今日は大型連休の初日ということで都心はガラガラでしょうね。 今年は海外脱出組が過去最大といわれていますが、私の周りには 誰もいません。誰に聞いても「どこに行っても混んでいるでしょ う」の言葉しか返ってきません。職場でも1・2日と連休を取る 人間はいないようです。

でも、各地の高速道路情報を見ると5月4・5・6日あたりが渋滞のピ ークのようですね。新幹線の切符はほぼ満席状態のようです。

かくいうファイト!も今日は今からお台場へ。子供は両親に預け 夫婦でデートです。5月1日から完全勉強モードに突入なのでしば らくこうしたこともできないでしょうからね。まあ、いわゆる懐柔 策というやつです。(笑)

混んでいることを承知で、「今まで一度も行ったことがない」という 嫁さんの言葉でやむを得ず・・・・。

まあ、満員電車と知っていながら無理やり乗り込む心境ですが。 こういう人間がいるからどこも混雑するんでしょうね。

おっと、嫁さんが呼んでいますのでそろそろ出発です。 では、本日はアカデミックな話題ではありませんでしたが失礼 します。

(2000年4月29日)




雑感その62:英文年次報告

>風間さん
GMATに関しては、以前散々な目にあったことがありました。 今回はもう少し論理的な考えをベースに対策を練ることにしま す。GMATがんばってくださいね。

>Asktakaさん
「2+2=5」がシナジーならば、「2+2=3」というのは どう表現すればいいのでしょうか?う〜ん、非効率性?違うよ なぁ〜

今日はちょっと早めの帰宅なので勉強前に「雑感」を、、、。

ブリジストンが英文年次報告書の冒頭にある監査意見書に「国際標準 とは異なる」という警句の記載を拒否するという記事が今日の日経に 出ていました。

とはいっても、警句を記載しないだけで中ではちゃんと日米双方の基 準で算出した数値の相違点が表記されるようです。

昨年から日本企業の英文年次報告書の監査意見に警句がみられるよう になりましたが、これって非常に恥かしいことですよね。

要するに日本の会計基準は、特殊な会計であると言っているようなも のですからね。極端に言えば誤りであると言われていることになるの でしょう。

日本の会計にもようやく国際会計基準が一部取り入れられつつありま すが、まだ遅々とした状態です。商法改正も2年後。最近のビジネス 界のスピードは速いですから、2年なんていわないでどっかの銀行の ように1年前倒しでやってしまえばいいんですが。お役所的ですね。

しかし、いままでなぜ今回のブリジストンのような物言う会社が出て こなかったのか不思議ですね。監査報告書の重要性の認識がなかった んでしょうね。

(2000年4月27日)




雑感その61:資金余剰の実感は?

>Blueshirtsさん
学友ですね。年齢的にももしかして同期かもしれませんね。 まさか同じクラスだったりして、、、、。でも、私の方が上かな? これも何かの縁ですね。もし、無謀にもHBSを受けることにな ったらいろいろお聞きしたいことがでてくるでしょうから、その 時はよろしくお願いします。

>風間さま
ようやく5月から本格的にMBAの準備を始めることとなりました。 とりあえず今年の秋を目指しますが(カウンセラーの言うことに従 って)、短期決戦でやれるところまでがんばり、もし点数が伸びな ければ来年秋を目指します。

>asktakaさん
???今日はお休みですかな?それともどこかに出張?ゴールデン ウィークに突入かな?

さて、今日の雑感。

昨日の日経にありましたが、法人企業部門の資金余剰が1999年 に過去最高になったそうです。一昔前の経済書なんか読むと、日本 は個人部門は常に資金余剰。公共部門はバブル期には税収が増加し たお陰で資金余剰ですが、そのほかの時期はだいたい資金不足。法 人企業部門は万年資金不足。海外部門は経常黒字でわかるように概 ね資金不足と決まっていました。

ところが、最近は景気悪化と内需拡大の号令のもと国がかなり羽振 りよく公共事業等にお金をばら撒いているので、公共部門はかなり の資金不足状態。個人部門の資金余剰も不況の影響で現象傾向にあ り、法人企業部門のかつてない大幅な資金余剰の状態はちょっと気 になります(金額的には39兆7千億円)。

資金余剰のお陰で金融機関は取引先からの借入金・社債の期限前償 還にあったり、必要な設備資金も企業の手元資金でまかなうことが 多くなったようです。これについては、ファイト!も実感していま す。

手元資金がこれだけ潤沢になってくると、企業側にも投資に余裕が でてくるようで、今後のITを中心とした設備投資回復が期待され ますね。

ただ、一方でいまだに借入金過多、業績低迷に苦しんでいる企業は 多く、本格的な回復となるのかはやや不透明感があることは事実で しょう。

でも、気になるのは国の財政。景気回復の軌道をなんとか敷いた感 じではありますが、将来の増税をいったいいつ、誰が言い出すのか 気になるところです。とりあえず、選挙が予定されている夏までは 政治家の口からは「増税」という言葉は一切でないでしょうが。

今日の日経の「経済教室」。2025年には消費税は実質12%が妥当 なんてありました。そんなばかな、、、と思いたくなりますが、意 外と現実化する可能性はありますね。

(お知らせ)
これまでほぼ毎日「雑感」を寄稿してきましたが、ファイト!も本 格的な勉強体制に入ります。従って、当面「雑感」を毎日寄稿する ことが時間の制約上不可能となることが予想されます。時間の許す 限り短文でも書く努力はいたしますが、どうぞご理解願います。


(2000年4月25日)



雑感シリーズIndexへトップ・ページへ


このページは GeoCitiesです 無料ホームページをどうぞ