ファイト！さんの雑感シリーズ

ファイト！さんの雑感シリーズ「雑感２」

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《お知らせ》

このページでは第１１回～第２０回を「雑感２」として転載致しました。皆さんが新しい順にご覧いただけるように、新着分が上に来るように致しました。ファイト！さんへの激励、ご感想などはゲストブックにどうぞ！

雑感その２０：ビジネス特許の話
以前asktakaさんが言われてた特許の問題。もうける仕組みと情報技術（IT)を結びつけたビジネスモデル（BM)特許というやつですね。 Monday　Nikkeiにありましたね。なんと日米企業間での全面戦争になる確率が５０％、個別産業分野ごとに局地紛争が起こる確率が４０％。ということは、今後日米貿易摩擦のとき以上の問題勃発可能性が不可避な状況ということか？

この記事を読んでいない人もいると思うので簡単に要約すると、BM特許とは革新的な事業の手法と通信やデータ処理技術を結びつけたものでシティバンクが取得した電子マネー特許をはじめとする経済インフラ的なものとオークションサイトでの手法を特許化したものなど個別ビジネス手法の2種類があるというもの。

この記事では、こうしたBM特許を先行して取得した米企業が今後相次ぎ日本の関連企業を提訴する可能性が高いことを予測しているものです。そういえば、ファイト！の金融業界も金融技術に関する特許をとるべく遅まきながら専門部隊をつくったところもある。でも、特許って怖いですね。

つい1～2年前にIBJがマスコットであるキューピーを許可なく使っていということで発案者と称するアメリカ人に訴えられたこともありましたよね（あれ結果はどうなったんだろう？）。特許というのは、ある意味で見えない武器となります。これは新発明だと思っていても、ある日突然特許侵害で莫大な損害賠償を求められることもあるのですから。特にアメリカは桁違いの金額になることが多いですよね。なにかこうした問題を解決する方法はないものですかね。

そもそもネット経済は、いわばオフショア取引みたいなもので自由が原則。アメリカでもネット取引には税金をかけないという意見も多数あると聞きます。こうした中で、ネットを舞台としたBM訴訟が次々と出てくるとこれからのネット技術・ネット経済発展の阻害要因となることは確実なのではないでしょうか。なにかいい知恵はあるかなぁ～

（2000年3月6日）

雑感その１９：障害者向けネット活用
３日は桃の節句ということで「雑感」をサボってしまったので今日はもうひとつ。

トレーニングジムでテレビを見ながら自転車こぎをやっていたらおもしろい番組がやってました。といっても画像だけで音声はないんですが。アメリカの障害者がインターネットを使って社会復帰（？）している内容だったと思います（場所はシリコンバレーだったかな）。障害者に対する対応はアメリカとかヨーロッパはまさに先進国ですね。それに比べると日本ではまだまだ後進国です。アメリカとかは道を歩いていても身体障害者をよく見かけますし、その人たちに対する人々の対応も実に自然ですよね。

それに比べると日本は、、、、。障害者用の施設だけはできてきましたが、それが使われている光景はあまり見かけません。テレビを見ていて、重度の障害者がパソコンに向かって世界中の人々と話をしている様子を見て少々感動してしまいました。その障害者の人は最後に「Internet　opened　opportunities　in　 my　life.」と書いていたのが印象的でした。

ファイト！は何不自由のない生活をしていますし（貧乏ですが）、物事を見る場合、いつも自分を基準にして考えがちですが、こうした障害者の目線で物事を考えるのも大切なことだと思いました。これはなんにでもいえることですよね。つまり、何かを考えるときには相手の視線に自分をあわせて考えること。

子供と遊んでいると良く分かります。大人が面白いと思うことがすべて子供にとって面白いことではないんですよね。大人が考えるとしょうがないことが実は子供にとってはものすごく面白いことだったりする。もし、ファイト！に時間があればぜひインターネットを使った障害者の社会復帰を手伝う事業かなにかを立ち上げてみたいですね。もちろんそのときは、すべて障害者の視線で考えた事業です。いまの行政のような単なる予算消化事業ではなく。

こうして考えると、やはりインターネットってすごいと思います。だって自分の机の前に座りながら世界中の人々と人種・国籍・宗教等の区別なく話ができたり、自分が必要とする情報が見れるわけですから。これがなければ、今こうしてこの掲示板に書き込みもできなかったでしょうしね。まあ、ファイト！の場合はまずパソコンの使い方をもう少し勉強する必要がありますが。
　
（2000年3月5日）

雑感その１８：マイル（感覚）経営
いやぁ～、別に毎日「雑感」を書くことはすごくないですよ。 asktakaさんのHPを利用して自分のための勉強をしているという気持ちが半分はありますから。内容は皆さんお気づきのようにたいした事ないし。ただ、誰でも感じることをどう文章にするかを毎日、新聞とか見ながら試行錯誤しているだけですから。

さて、「マイル経営」。いい言葉です。日本の「キロ経営」に比べてスピード感はありますね。大前研一氏も「President」誌の中で面白いことをいってましたよ。「なぜ日本は国も企業も個人も、ここまで決断力を失ってしまったのだろう。その理由は明確だ。戦後の日本が、［いままであったＡも守りたい。これから必要なＢもほしい］という｛ＡＮＤ発想｝でやってきたからである。決断とは｛Ａ　not　Ｂ｝｛Ａ　or　Ｂ｝を選ぶということなのだ。」（以上抜粋）

なるほど、いいことを言います。この人の意見等にはいろいろ意見があると思いますが、ファイト！はこの発想が非常に斬新で、物事の見方の切り口が鋭いといつも感心しています。例えば、「雑感その１６」で書いたセブンイレブンのおにぎりの数。新聞には年間7億3千万個としかなかったのですが、これではあまりピンとこない。これを人口一人当たり年間何個買っているか数字をブレークダウンする考え方は実は大前氏が昔書いた本からいただいた考え方。こうすれば普通の人でも実感がでるというもの。

日本人が「マイル経営」ができない理由は、やはりトップのマネジメント能力の欠落、意思決定力のなさが主因ではないでしょうか。かくいうファイト！自身も最近年を重ねるごとに｛ＡＮＤ発想｝になりがちなんですよね。なぜかなぁ～？思うに他人との摩擦を避けたいと思っているんでしょうね。これではリーダーシップ失格ですね。「過去も大切、だが未来も欲しい。このＡＮＤ発想がSLOW　DEATH を招く。」この言葉いただきです。メモメモ、、、、。

ファイト！はもっと勉強して｛Ａ　among　all｝的な決断力を備えた人間になりたいですね。あと100年以上はかかるなぁ～（そんなことはないですよ、と神の声ならぬ管理人の声）。

（2000年3月5日）

雑感その１７：プレステ２
今日のテレビを見ているとソニーのプレイステーションの販売の様子がどのチャンネルにも出ていましたね。実は、ファイト！もプレステ１を持っているんですよ。もう何年か前に確か3万4千円ぐらいで。とにかく雑誌とかで随分と宣伝しているときで、パソコンを買ってゲームするよりもこれで十分だという気持ちでした。「鉄拳」という格闘ベームと一緒だったんですが、まず最初に感じたのは「スゲェ～」の一言。何せキャラクターの動きがここまでスムーズだとは予想もしなかったし、買う前にデモも見なかったので嫁さんと感動しつつ一晩中熱中していたものです。

その後、次々にいろいろなゲームが出てきましたが、やはりソニーのブランド力とマーケティング力でセガ等より常に優位にたっていたよですね。そして今度のプレステ２。何せこのお陰でソニーの株価は株式市場の指標銘柄的存在となり、連日高値を更新。当初ソニーはたかがゲームとバカにしていたようですが。確かに、オーディオなどハードメーカーとしてのプライドが子供が遊ぶゲームなんてという気持ちがあったのでしょうね。

でも、ファイト！もやってみて思ったのですがこれは大人でも十分に楽しめますね。この理由はなんだろうか。

１．ハードの取り扱いがシンプル
２．ソフトが充実
３．アダルト路線に走っていないので親も安心（子供向けに）
４．価格を徐々に引き下げるなどの価格戦略
５．ターゲットを子供だけではなく、大人にまで拡大

等々のいろいろな理由があると思います。

今度のプレステ２。DVDの再生、パソコンとの融合、よりリアルなゲーム、市販のDVD機よりも低価格でかつ多機能、ハードだけでなくソフトの充実を図っていること等、ますます購買層が広がりそうです。少なくともデモを見た限り、まさに映画の中に自分が自由にコントロールできるキャラクターがいる感じですね。まさにバーチャルリアリティーの世界。

2日前から並んでいたという熱狂的なファンもいるとか。ファイト！もぜひほしいけど、とりあえずもう少し待とう。前回のプレステ１が今は 1万円台で買えることを考えれば何も急いで買う必要もないし。その代わり、しばらくはこのプレステ２を使ったソニーの戦略を少し注目しながら見ていこうと思います。

でも、ソニーのマーケティングというか先進性というかいつも勉強させられます。あのアイボなんかも。こんな会社がどんどん出てきて、若い人が第二のソニーを目指すのもおもしろいですね。ファイト！もぜひ挑戦してみたいなぁ～。

（2000年3月4日）

雑感その１６：分社化の話など
分社化については、ファイト！の会社も鳴り物入りで分社化を唱えていましたが、いったいどうなっているのか？結局いつのまにか忘れさられていますね。分社化は、よほど事前準備をして計画的に行わないと失敗します。昔は、事業の効率化を図るためにばらばらになった子会社を親会社に吸収し、スリムな組織にするのが流行でしたよね。現在もまた、分社化するというよりも子会社を整理するのが主流のような印象を受けます。分社化は効率化とはまったく相容れないのではないか、というのがファイト！がいつも抱く疑問なのですが、これはあくまでもいままでの親会社・子会社といった親分・子分関係を前提とした話。

分社化してもその子会社で優秀な人材を登用し、親会社を追い越すまでに成長させるというのは理想ですが、現実はセブンイレブンとヨ－カ堂の関係や、ソニーとソニーエンターテイメントの関係を見ればまだまだの感じがします。親会社にとって子会社の方が優秀になるのはあまり気持ちのいいものではないようですね。子供が親よりも優秀になるというのは本当は親にとって嬉しいものなんですがね（人間の場合だけかなぁ～）。

セブンイレブンで年間おにぎりがいくつ売れるか？七億三千万個。つまり赤ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃんまで含めて年間一人約6個のおにぎりをセブンイレブンで買っている計算。ちなみに、弁当は年間一人約2.5個、ジュースは一人12.5本の計算。これをどう見るか。多いと思うか少ないと思うか。ファイト！は多いと思います。だって、コンビニ１社だけですよ。

最近新聞や雑誌でコンビニの話題がホットです。インターネットは社会のインフラのひとつといわれていますが、ファイト！はコンビニも立派なインフラのひとつではないかと思います。公共料金の引き落とし、宅配便、24時間営業、圧倒的な店舗数、ATMの設置等々。ファイト！はコンビニはこれからもマルチショップ化、生活基盤のひとつになりつつあるという感じがします。まあ、コンビニの話は話すと長くなるので別の機会に、、、、。

（2000年3月2日）

雑感その１５：パチンコの話
プロのコンサルタントのＨＰに別枠でまとめていただき光栄です。 asktakaさんのプロの文章と、ど素人のファイト！の文章を読み比べるとプロと素人の違いが一目瞭然ですから、これはこれでいいかもしれませんが、早くプロのような論理的な文章を書きたいと思いますね。（その１００）ぐらいまで書来終わったときに（続くかな？）、最初のころに比べて進歩したね、と皆さんから言われるようにがんぱります。

さて、先日渋谷の109のカリスマ店員を見学後、パチンコタワーの中を見てきました。いやはやすごい。日本の景気低迷もどこへやらですね。それに、パチンコと言えばおじさんがタバコくわえながら暇をつぶしているという印象がファイト！にはあったのですが、渋谷は違う。

まず、客層。渋谷という土地柄客層は「若い」。そして意外と女性やアベックもいる。パチンコ台も横に小型テレビがついていたり、アベックシートがあったり様々。パチンコも羽ものと一発台があるのですが、液晶画面でまるでコンピューターゲームです。さらに店内の景品交換所にはプランドもののバックや財布まで。店員も若くてきびきびした動き。

昔のパチンコ屋さんのイメージはなく、まるでアミューズメントパークですね。あそこの年間売上は少なく見積もっても100億円はくだらないでしょうね。利益率を20%強と見積もっても20億円の営業利益を確保。あのパチンコはほぼビル１棟まるごとパチンコ屋ですから、当初は失敗すると言われていたのですが、当面店がつぶれる懸念は外から見る限りないですね。

パチンコ業界というのは、昔から〇暴さんとのつきあいがあるとの印象があり、あまりいいイメージはないのですが（公開もした会社はない）、日本全体の娯楽産業の中では競馬等に比べても遜色ないでしょう。どれだけ田舎へいっても、田んぼの真中にパチンコ屋があります。まあ、娯楽の少ない田舎でこそ安定的な経営ができるようですが（そうえいば、パチンコトップのＤ社は東京の店舗はほとんどなく、すべて地方にある）。

ビジネススクールとかでも、日本のパチンコ業界について研究すると面白いかもしれませんね。パチンコはなぜか日本独特のレジャーですし（ラスベガスにはパチンコ台はない、、、ですよね？）、日本人の国民性を学ぶにもいい教材だと思いますが。だいたい、プリペイドカードを武器に、パチンコ業界に入った大手ダイアモンド商社は見事撤退。こうしたところも研究するとおもしろいですよね。身近にありながら、意外と知られていない業界。そんなイメージしませんか？でも、なぜアメリカではパチンコはないのでしょうかね？

（2000年3月1日）

雑感その１４：プロの経営者
昨日、「President」という雑誌を買いました。月２回の発行になったとのことで帰り道の本屋でちょっと目に付いたのです。まあ、ほんの立ち読み程度に考えていたのですが、新生銀行（旧長銀）の八城さんの記事がでていたので、そのタイトルにも惹かれてつい買ってしまいました（タイトル：日本人初の「プロ経営者」誕生）。

これを読んでまず思ったのは、一般に言われていることと随分違うなぁということです。ファイト！のいる金融業界をはじめ大方の人々は「長銀は外資系か」の一言です。この「外資系」という言葉の中には、人切りなどドライ、損得勘定に長けているが人情に薄い、庶民は相手にされない、外人のボスが来る、敷居が高くなる等々。

でも、違うんですね。この八城さんについては「私の履歴書」にも書かれていましたが、今回こうしてコンパクトにまとめられた記事を読み、八城さんの人物像を知ると、これは強い銀行になるなぁ～という印象です。ファイト！がそう思う理由は３つ。

①外資系が長いが、アメリカだけでなく、日本の商習慣にも精通している。
②その上で、自分の経営スタイルを確立している。
③しかし、その経営スタイルに固執することなく、70歳を過ぎてもつねに新しい知識を吸収しようという姿勢がある。

ファイト！もこうした八城さんの長所・強みは大変参考になりますね。実際、一緒に仕事をしたことがないし、こうした記事ではいい面が強調されますので短所は見えにくいので多少差し引いて見る必要はありますが、この人の考えを聞くと、今の内輪もめ状態の日本の金融界に何か新しい風を送り込んでくれるような気がします。

日債銀についてもソフトバンクが実質的な舵取りをするわけで、成功するかしないかはこれから２～３年じっくりと観察する必要がありますが、このままで終わるような気はしませんね。

そうそう、この記事のなかで印象に残った部分をMinaさんのサイトに書きましたが、もうひとつここで紹介します。「どこに行くにも鞄持ちを連れて歩くとか、秘書に何でも世話させるとか、そういうのはぼくは大嫌い。外国の経営者で、そんなことをしている人はいません。恥かしいですよ。」

う～ん、将来は美人秘書を従えたいと夢見ているファイト！には耳の痛い話です。

（2000年2月29日）

雑感その１３：アラブ流交渉術
いつまで続くかと思っていましたがはや（その１３）まで来ました。最初の時に比べてあまり進歩してないなぁ～と思いながら、（その１００）ぐらいまで行けば多少「文才」は付いてくれるだろうと淡い期待を抱いていますが、、、道は遠い。

アラビア石油の話題。サウジアラビアのカフジ油田の権益が失効するというニュースが最近の新聞等で話題になっていますが、これを読んで思ったのは、「日本はまだ原油自主開発なんてしてたんだ」という驚き。ファイト！が子供のとき第二次オイルショックがあって母親がトイレットペーパーを買うために並んだのについて行ったのが記憶にありますが、そのころは石油の一滴はまさに「血の一滴」という感じだっけど、最近はスタンドへ行けばガソリンがすぐ手に入るし、プラスチック製品もはいて捨てるほど巷にある。ここしばらく石油の大切さを肌身で感じることはほとんどといってありませんよね。

こうした中、ここ最近になって急に浮上してきたこの問題。アラビア圏に友人がいるという人の話を聞くと、どうも今回はサウジアラビア側の交渉力が日本より勝っている印象を受けるとのこと。日本は、最初の交渉テーブルでいきなりスペードのエースを出したのに対して、サウジ側は相手の出方を見ながら、できる限りの譲歩を引き出そうという戦術。サウジ側には供給側というある意味で有利な立場があったにせよ、日本側の交渉戦術の完敗という印象はぬぐいされない感じ。

でも、こうした日本側の交渉力のなさにがっかりする一方で、権益をなくしたこと自体については、あまりピンとこない。まあ、当事者であるアラビア石油にしてみれば会社規模が半分になるという死活問題ではあるが、一般の人にとってみれば、カフジの石油採掘権がなくなる？それでどのくらい輸入しているの？なに！日本が輸入している内のたった3.5%！？別のところから買ってくればいいじゃないの。これでおしまい。それよりも、この程度の権益を守るために建設費だけで二千億円もかかるわけの分からない鉄道を国民の税金で作らなくて済んでよかったとも思ってしまう。これがオイルショックの時だったら、みんなスーパーに並んでいたでしょうし、二千億円ぐらい出してやれよという声が聞こえたのではないでしょうか。

こうした意識・感覚の変化というのは何が原因なんだろうと考えます。結局最後に行き着く結論は、「日本が豊かになった」という内部的なものと、中東産油国情勢の変化という外部的なものがあると考えられると思うのですが、まあこれ以上は、国際政治学者の領域ですからやめましょう（ファイト！もはっきりとした知識がない）。

でも、採掘権が失効したあとでもサウジ側が日石三菱をはじめとする国内石油元売業者に対して原油の引き取り継続を要請しているとはやはりビジネス・交渉に関してはサウジ側が数段上手な感じですね。

アラブ社会の交渉術って一度研究すると面白いかもしれませんね。ハーバード流交渉術という本もありましたが、アラブ流交渉術という本ってありますか？

（2000年2月28日）

雑感その１２：買収、株価、金利など
asktakaさん、コンサルタントってやっぱり大変そうですね。 100ページ以上もとなると、図とかグラフを入れてもやはり原稿用紙換算でも相応の枚数を書かないといけなくなるわけですね。文才が必要ですね。

アメリカのニュースで先日MGMがラスベガスで同業他社を買収するというのがありましたが、なんか経済の授業でやったライフサイクル仮説をふっと思い出しました。

1980年代後半にラスベガスを訪れたときには、華やかさはありましたがそれもカジノだけという感じでした。でも、その後、アメリカの株価に先行する形で次々に建物が建設され、ディズニーランド並の家族で楽しめるところになったとか（ファイト！も行ってみたいなぁ～）。そして、今回の買収劇。ある程度建設ラッシュも終わり、次は今まで仲良くラスベガスの繁栄のために切磋琢磨していた者が相手を食う段階になってきました。成長から成熟期に。でも、アメリカの今の様子を遠い日本から眺めていると、衰退期はくるのか疑問。

あれほど下がるといわれていた株価も1万ドル超え（ちょっと先週末は下がりましたが）。７～８千ドルの時には、これはバブルだ、といっていつかは暴落するぞといってたんですが、暴落というか低迷しつづけたのは日本の株価。

アメリカも再度の利上げを含め軟着陸を目指しているようですが、どうなるものか。アメリカの財務当局のお手並み拝見というところです。でも、日本もちょっと異常ですよね。ゼロ金利政策がはたして将来の日本の経済にプラスになるのかどうか。生活している個人にとっては銀行に預けても対した利息はないですからね。 10百万円の大口定期1ヶ月預けても税引き後利息額は600円程度ですから。まあ、運用するお金のないファイト！にはあまり関係ないですけども。
そういえばClientのアメリカ事務所の従業員はみんな株式投資をやっているそうです。やらないやつは馬鹿じゃないかといわれるそうな。なんかこれ10年前の日本みたい。

（2000年2月27日）

雑感その１１：先ずはお返事など
＞Blueshirtsさん借金ですか、、、、。会社を辞めるとなると住宅ローンの返済もしなくては。でも8.75%ですか。そういえば、ファイト！も先日ある会社に米ドル建で10百万ドルほど融資実行しましたがL+2.0%ぐらいとってニコニコしていたんですが、いざスプレッド0.25%といっても現状の日本のベースレートがほとんどゼロに近いと随分と金利差を感じますね。今日本で大口定期を10百万円1ヶ月預けても0.1%未満ですよ。

でも、HBSに行くと仮定すればこれで資金的な問題はかなり解決。ということはやはりあとは英語力の問題ですね。TOEFLとGMATか。HBSは後者は必要ないんですよね。明日にでも受験申し込み用紙をもらってきます。たしか半蔵門の近くでしたよね。しかし、5年以上に渡るブランクを取り戻すのは大変だなぁ～

＞asktakaさん今日の話題、asktakaさんの言われるように共感するところがありますね。なんかリクルートの社長に似ている感じ。女性の活躍が最近目立ってきますが、男性もうかうかしていられないですよね。大阪知事にしても女性だし。でも、こうしたバリバリの女性の活躍を見ていると、なんか新鮮な感じです。最初のころはファイト！も女性に何ができるの？という多少差別的な目で傍観していましたが、ここ数年の活躍振りを見ていると、そんな自分を反省してしまいます。

コンサルタントの話。asktakaさんのところで、コンサルタント入門なんていう社会人向けの講義でもやってくれるとファイト！即参加しますのでそのときはご一報ください。謎に包まれたコンサルタントってちょっと覗いてみたい世界ですからね。銀行でもコンサル的営業を目指している様子なので。結構いい商売になるかもしれませんね。

（2000年2月26日）

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