裏教育実習日誌(完成版)

 

8月某日

 実習報告会(県教委のK先生、担任教官)が開催された。私の実習がK先生にダダ漏れ?まあ、ネタになるからいいんだけど。流石、長年のお付き合いK先生。その情報に的確に私の状況を言い当てていた。恐るべし。その時は、教員になろうと思ったのですが…。その後、私を取り巻く環境が一変する。

7月某日

 教員採用試験(公立学校教員採用候補者選考審査)を受けた。結果はもちろん…。世の中甘くは無い。朝、受験場であるJ南高校へ向かう途中、コンビニへ立ち寄る。店員が、「あっ。」というのでネームプレートを見ると、J南高校の制服で証明写真を撮ってる。実習中に生徒であった女性。どうリアクションしたら良いか。

 さて、試験ですが、試験監督がみかちさんの1年次の担任。教室には受審者として、教育実習中にお世話になった先生や3年次に隣のクラスで副担任をしていた人が…。現実を見た。

 日を改めての面接審査では……。何も言えない。

6月28日(金)

 6月27日の大学での実習反省会に出席できませんでした。そのため課題作成と提出の為に2ヶ月ぶりに大学に。教職過程のE教官から「有意義な実習が出来たようですね。」とのお言葉を賜る。教員採用は難しいので小学校の免許を取ってみてはとのこと。辛いなあ。

6月14日(金)

 最終日です。あとは授業の遅れを取り戻すだけ。どうにか遅れを取り戻しました。107HRで感想とQ&Aを書いてもらいました。ドキッとする内容もありましたが…。詳しくは…。個別に質問に来た生徒がY周と雰囲気が似ていた。こういう生徒と波長が合うのかなぁ?

 帰りのSHRでは少しグッと来てしまいました。ざこば師匠ではないけど絶対泣かへん。お花と色紙にはまいるわ。

 社会科で実習反省会を行ないました。何ともいえない空間でした。その前に体育館のステージの下にもぐりこんで作業をしてましたが…。(現役時代としていることは変わらない。)

 遅くまで実習日誌を書いていて指導教諭に苦言を呈されてしまいました。ごめんなさい。

 というわけで遅れて打ち上げに参加。教師論について熱く語る人、教師の大変さにまいってしまった人様々でした。

判った事:私に近づいてきた生徒は明らかに波長が似た人間であることが多い。

(追加)

 109HRでは、私が専門とする濃い波長の生徒と話しをよくしていました。

 

6月13日(木)

 研究授業をしました。指導案にミスがあったなど大きな事故をしました。関係者にご迷惑をおかけしました。

 しかし、どうにか終えられました。ただ、マルクスが降りてきて、労働基本権のところで「搾取」「劣悪」など高校生に分かり難い言葉を使ってしまった。直接投票も変な説明をしてしまった。訂正しなければ。

 また授業中に「グリンピース」と呼ばれてしまった。ちょっと嫌気が。LHRで「鳩ひき逃げ事件」「足を蛇が巻きついた事件」を話す。一部に爆笑。よかった、よかった。

 

6月12日(水)

 生徒に「グリンピ−ス」「茅野U」というあだ名を頂戴する。嬉しいんだけどね…校舎内で私を見つけると大声で呼ぶ のはちょっと…。

 指導案を作成するためにパソコンを取りに帰るのに、ちょうど図書室に来ていた、みかちさんに車に乗せてもらって取りに帰りました(ありがとうございました)。

 図書室で図書委員の生徒になつかれました。嬉しかったです。

 FSのアドバイス。今のうちに出来ることはしておかなければ。担当教官が素人だから。

(追加)

 今年のFS、男子副実君が私を探してくれていました。今回は、よく来た実行委員が舵を取るようです。困った時は、きちんとバックアップしますよ。

 いわ吉氏に、この日の業務終了直前の写真を頂きました。今にも死にそうな表情でした。

6月11日(火)

 108HRで授業。最後、早口になってしまった。高校1年の頃のクラスメイトの妹さんが居たことに気付く。やりにくいやら、やりやすいやら。

 FS本部に顔を見せる。行事や仕事内容を大きく取り違えていることを知り訂正する。私たちが悪いのでしょうか。

(追加)

 ウケは、よかった。このクラスはウケがよい。

 

6月10日(月)

 コンタクトレンズに変えてみる。実力テストの日なのでSHRでの指導のみ。あとは教材研究。はっきりいうと面白くない。社会科準備室に居たい。 昔のメンバーがいるタバコ部屋。

(追加)

 コンタクトに変えたが、城南の先生方は眼鏡の無い私のほうが馴染みがある。某英語課のK先生に「誰かと思ったら…」といわれてしまった。ちなみに1年の時の担任の体育課のI先生には「どしたん痩せて。」といわれてしまった。答えはFSでの苦労のため。

6月8日(金)

 授業を行なう。今回は少し前回の失敗をカバー?私は、効率的に教科書を読んでサブノートを作成するだけの授業はしたくない。失敗しても政経を楽しんでもらえる授業がしたい。政経は試験のセーフティネットだから好きな人が楽しめる試験であればよい。

 中間打ち上げに出席。楽しかった。

 

6月7日(木)

 LHRで質問に答える。ただ、私への興味はないようです。担任実習を行なうクラスでは授業を行なわないから。

(追加)キャラクターが定まっていないし、そんなに話もしていないし。いろいろあるし。

6月6日(水)

 実際に授業を行なう。日本国憲法と大日本帝国憲法について。初めの滑り出しは予定どおりであったが…。舵を切り損ねて行ってはならない方向へ…。他の実習生はうまい授業をやっている なぁ…。

 反省、反省

(追加)

 板書内容を表にまとめるという授業形態に開始20分前に切り替えた。勿論無理がある。加えて説明をしつこくしすぎた。いわ吉氏のサイトでは、このような表現がなされています。くやしい。教科書なんて読ませるんじゃなかった。

 

6月5日(火)

 担当教官の授業を見学。日誌の感想欄で触れなかったので大きな誤解を招いてしまいました。明日、修正しなければ。T先生のような眠くなる授業ではないです。

 国語のI先生の授業を参観。変わってないなぁ。むしろテンションがあがってないか?

 授業担当のクラスが決定しました。107HRです。応用(英数コース)なので冷ややかな視線。教官のフリ、ボケに反応していなかった。こわい、こわい。

 明日から教壇に立ちます。憲法についてです。どうしましょう。経済分野をやらせてください。教育基本法を違反しかねないので責任は取れませんよ…。ただでさえ社会主義の計画経済の説明をされているのを聞いて、「拡大再生産表式」が説明できる な、と思っていたりする。

 

6月4日(月)

 教育実習初日。とにかく校長殿に個別指導を受けないという目標を持ち実習を開始する。

 職員朝会でいわ吉が代表で挨拶。本日は総体期間中ということで担当教官が出張。よって、他の公民科の先生の授業を見学。うむ、複雑。T先生、K先生の授業と比較してしまう。

 あとは終日、教材研究。途中、FSを視察し司書室を訪問。

 先日K先生と呑んでいたことが担任指導の教官にばれている。もしかして……。

 スイマセン私の過去をネタにしないでください(FS説明会とか)。


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