冒頭、スペインの事件で「何かが頭にひっかかって」いたのは、被害者がみんなおなじデザイナーブランドの服を持っていたという事実だった。しかも、犯人はこの有名デザイナーなのだから、こんなことをプロが見落とすかいな? と大きな疑問。お部屋の捜査を何回も繰り返しているのにさあ。

第2編はもっとすごい。パリ警察が変死体を検死して見落としていた事実とは、肝臓、腎臓などの臓器が摘出されていた・・・って、おいおい! いくらなんでも、手術跡とか臓器が足りないなんてことを見落とすかよ? で、これはダウン症患者から臓器を取って金持ちに移植するというとんでもないビジネスを示唆している、という推理になるのだが、そんなことぐらい、ワイにでも見当つきまんがな。

(以上、ネタバレしたくなるほどひどい例でした)

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