| 如何に材料と道具を入手するか？(How to Buy Equipments and Ingredients) |
市販の果汁ジュースとパン酵母を使ったワイン造りをするのであれば、取り立てて材料や道具の入手に苦労することはありませんが、ビール造りをするとなると途端に大きな壁に直面することになってしまいます。
都内や大都市に住んでおられる方は東急ハンズ等のビールキット売場でそこそこの材料や道具類を買うことが出来ますが、それでも質の良いホップや液体イースト等は入手がとても難しいのが現状です。
そんなときに強い味方になってくれるのが通信販売です。国内・海外あわせて私がよく注文しているお店のＬＩＮＫを紹介しておきます。
海外の場合はクレジットカードで購入できますし、国内であれば代金後払いで購入できるのが一般的です。
国内のホームブルーショップ
（株）エヌビージャパン
日本で自家醸造を語る際まず一番に名前が挙がるのはこの会社でしょう。
日本で最初にビールのキット缶を発売した会社ですし、
実はキット缶を海外から輸入できるよう関税当局と交渉し突破口を開いてくれたのも、
この会社の社長の山中さんです。
いわば日本の自家醸造の先駆け的な会社です。
キット缶でビールを作る上で必要なもののほとんどを自社ブランドで品揃えしており、全国に販売拠点を持っていますので入手も一番しやすいでしょう。
また、親切でステキな（そして酒好きな）女性社員もこの会社を語る上で重要なポイントの１つです。
年に２回彼女たちが中心になって企画されるビアパーティに参加するのは、私だけでなく関東地域の自家醸造家の大きな楽しみの一つになっています。
私が日本で最初に出会ったビールキットももちろんＮＢ社製でした。
（株）ビアクラブショップ
斉藤さんというご夫婦が神戸でやっておられるお店です。
私が知る限りでは国内のホームブルーショップでは最高の品揃えです。
商品のほとんどが海外からの輸入品ですが、注文してから１〜２日で商品が届きます。
ＦＡＸだけでなくインターネットからも直接注文が出来るので便利です（郵便払い込み後払い）。
自家醸造の知識と経験も豊富ですのでいろいろ相談にものってくれます。
東急ハンズ
渋谷店・池袋店・新宿店etc
首都圏にお暮らしの方であれば一度のぞいてみられてはどうでしょうか？
実際に手にとって実物をみることが出来るのは良いと思います。
商品知識はあまり期待できません。
International HomeBrew Shops
The Cellar Homebrew's Home Page!
アメリカのシアトルにお店があるホームブルーショップです。
マーロウ(Marleau)さん御夫婦がやっておられます。
お二人は１９９７年夏に日本に来られ私もその時お目にかかりました。
親切で確実なお店で、インターネットからも注文できます。
近頃の円安と輸送費が高いのが多少難点ですが、ホップやイースト等の軽量なものであれば早くて安い最高のお店です。
私も海外から買うときは今はほとんどここからです。
Morio Murakami Presents 02/Jan/1998
e-mail:homebrewer@cyber.email.ne.jp