ショパン ノクターン CD聴きくらべ

リッカルド・カストロ(ALTE NOVA/1995, 1997) <決定盤>
「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」を含む全21曲を収録。奇をてらったところのない自然な歌があります。アゴーギクの付け方が控えめで、ルバートなども溜めると言うよりは「ためらい」に聞こえるところが良いです。短調のノクターンにはためらいを感じさせるメロディがたくさんあって、それをきちんと把握していると思いました。弱音の美しさを生かした繊細な演奏ですが、弱音だけでなく、フォルテもかなりの音量が出ています。この人はフォルテでもゴツゴツしたニュアンスがなく、自然に響くのが素晴らしいです。地味に聞こえるかもしれませんが、とても説得力のある演奏だと思います。ショパンのノクターンはいくらでも不自然に演奏できる恐ろしさがあるのですが、本当に自然で無理がありません。遺作21番の弾き方が、サティの小品のような感じで面白いです。(21番を面白く聞かせてくれるCDはあまりありません)
アルトゥール・ルービンシュタイン(RCA/1965)
全19曲を収録。全体的に遅めのテンポで丁寧に弾いています。65年の録音なのですが音質はあまり良くなく、抜けの悪いところがあります。アゴーギクは控えめというか平板に聞こえるときもありますが、デュナーミクはかなり広いのが特徴だと思います。ルービンシュタインはフォルテでも絶対に鍵盤を叩かないので、音色が荒れることがありません。それほど曲に没入しないで弾いているようで、かなり素っ気無い演奏に思えますが、きちんと表情などはつけられています。
ウラディーミル・フェルツマン(カメラータ/2000)
全21曲を収録。Op.9-2ではバリアント(異稿)を取り入れていますが、弾き方がそっけないのが惜しいです。せっかくバリアントを弾くのですから、思い切ってもっと派手に、大仰に弾いてもいいと思うのですが。あとこの人は旋律の歌い方が独特で、溜めたり走ったりしますので、それを気に入るか不快に思うかで評価が分かれると思います。それと録音の問題だと思うのですが、高音の音色がキンキンしてヒステリックに聞こえることが多いです。かなり繊細に弾いてはいるようですが、フォルテのときの響きが鋭すぎるように思いました。
サンソン・フランソワ(EMI Classics/1966)
全19曲を収録。Op.48までは抑制された表現になっていて、控えめな中に切ない情感を思わせるような弾き方になっています。しかしOp.55からは濃厚な表現になって、ぐっと聴き応えのある演奏をしています。特にOp.62の2曲で聞かせてくれる深い悲しみはフランソワならではで、たまらない魅力を覚える人も多いでしょう。数回に分けて録音したようですが、曲によって録音状態がひどく違っています。あまり音質が良くない曲もあるのが惜しいです。
バート・ファン・オールト(Brilliant Classics/1998, 2003) <おすすめ>
全21曲を収録。ショパンのほか、フィールドや他の19世紀の作曲家のノクターンが収録された4枚組みです。ピアノはブロードウッド(1823)、エラール(1842)、プレイエル(1837)と当時のものが使用されており、"The art of Nocturne in the 19th century"と題された企画になっています。解説書もノクターンの歴史についていろいろ書かれており、とても面白いと思いました。演奏内容はショパンについてのみ書きますが、まず装飾音の奏法が非常に上手いです。バリアントを弾く場面もありますが、これもかなり吟味したようでよい効果を上げていると思います。ショパンのノクターンはエラールとプレイエルで弾かれていますが、現代ピアノほど低音が響きすぎないためバランスが重すぎず、美しい響きです。特にプレイエルピアノはショパンと同年代の状態の良いものを探したようで、非常に素晴らしい音色を堪能できます。4枚組みでも2000円を切る価格で、おすすめのCDです。
マウリツィオ・ポリーニ(DG/2005)
全19曲を収録。作曲年代によって弾き方を分けている感じです。初期のシンプルなノクターンはとても端正な弾き方になっていて、透明感のある演奏です。中期以降の曲は盛り上がるところにくると朗々と歌ってきますので、いつものポリーニっぽさを感じることもできます。ただフォルテの勢いが良すぎるために、沈静したピアニッシモで作り上げた静謐な雰囲気を壊してしまう場面があるのが惜しいと思いました。さ後期の曲はもう少しポリフォニーを丁寧に表現すると彫りの深い演奏になると思うのですが、そういうのは要らないという考えのようです。バラード集の混沌とした演奏からすると、だいぶ整理されたピアニズムになっていると思います。ピアノの音色や、録音条件なども良いです。
ネルソン・フレイレ(TELDEC/1974, 1976)
1、2、4、5、6、7、8、9、19、20番の合計10曲を収録した選集です。繊細、ストイックに弾かれています。過度に感情過多な表現に陥ることを避けていますが、フレーズの掘り下げの浅い場面もあり旋律がさらさら流れすぎる雰囲気もあります。そのため、なめらかな表情はたいへん美しく表現されているにもかかわらず、旋律の歌謡性が失われたり、韻律が消えてしまったりすると思いました。また、どの曲も同じような解釈、同じような奏法で弾いているため、曲による性格の描きわけが不十分になってしまっています。確かに長いスラーを表現するのは大切なことですが、その中にも起伏やブレスといったものは存在するはずで、そういう細かな表現を汲んでこそのショパンだと思います。総じて自己主張の少ない控えめな演奏なので、BGM的に流したり、さらりと聞きたいときなどには適しています。
ギャーリック・オールソン(EMI Classics/1977-1979)
「レント…」を含む全21曲を収録。自然な歌いまわしと濁りのない響きが美しい演奏です。アゴーギクの付け方が控えめでフレーズの溜めがほとんどないので流れがよく聞こえますが、装飾音の弾き方が速くなってしまった箇所も多いです。装飾的な細かい音符を全部ひっくりめて拍子の中に押し込んでしまうと、非常にせわしなく聞こえるんです。ただ、うまくルバートさせている箇所もあって、オンビートで拍子に乗せるときと弾き分けているようです。全体としては、節度がある中でショパンらしいロマンティックな憂鬱さなどを感じさせるバランスの良い演奏だと思います。録音が特徴的で、まず非常にオンマイクでエコーがほとんどありません。またスピーカーの右チャンネル側に高音、左チャンネル側に低音を低位させています。グランドピアノに座った演奏者と対峙するような形ですが、違和感があると思います。
ダン・タイ・ソン(Victor/1986) <端正な解釈の名盤>
全21曲を収録。ぱっと聴いた感じではこれといった特徴のない演奏です。しかしよく聴いていくと、とても美しい音色で、一瞬たりとも響きが濁らないというダン・タイ・ソンの美点が十二分に生かされていることに気づきます。20代後半の録音ということもあって、近年このピアニストが聞かせてくれるロマンティシズムとか、少しナルシスティックで感傷的な雰囲気がほとんどありません。それが特徴のなさに繋がっているのですが、逆に言うと過度に甘すぎず、すっきりとした語り口のノクターン集といえると思います。表現が抑え気味になっているとはいえ、充実したフォルテで演奏される場面もありますし、一つ一つの音がとても丁寧に奏でられているのがよくわかります。もう一歩突っ込んだ表現があったほうがインパクトは強まりますが、端正にまとまったこういう解釈もよいと思います。濃厚すぎるショパンが苦手な人におすすめの演奏です。
マリア・ジョアン・ピリス(DG/1995-96) <濃厚な解釈の名盤>
全21曲を収録。ダン・タイ・ソンとは正反対にとことん濃厚な演奏っぷりです。1曲目からすごいCDだなと思わせます。とにかく1曲1曲の解釈の掘り下げが深く、シリアスに弾きこまれたノクターンとしては最高峰になります。ただ全曲思い入れたっぷりの演奏になっていて、もう少しサロン的、BGM的な軽さが欲しいという気もしました。元来とても真面目なピアニストなので、こういう演奏になるのでしょう。中期以降はもちろん、初期の曲にもバラードのような起承転結を見いだして劇的なドラマに仕立てています。といってもガツガツ弾くのではなく、構成なども意識して1曲ごとの世界を作り上げているイメージです。デュナーミク(強弱表現)のスケールが大きく、持ち前の繊細なニュアンスも存分に発揮されています。たっぷりとした音量で情熱的に歌うピリスは珍しく、うれしい驚きをもたらしてくれたCDです。録音も優秀で、微妙な音色の使い分けなどもよくわかります。DGということで少々高価ですが、その価値はある名盤です。
ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(BMG Victor/1986-87)
全19曲を収録。長野県松本市のザ・ハーモニーホールにて収録しています。全体的に静謐で、落ち着いたトーンでまとめられています。演奏表現は考え抜かれていて、シリアスな面を強く打ち出すことが多いです。曲によってはもう少し洒脱さやサロン的な華やかさが見られても良いのではないかと思いますが、これはこれで一つの完成された世界になっています。あと旋律の歌い方が上手いです。装飾音の弾き方に余裕があるので、せわしくありません。細かなターンやアラベスクなどが入るときに自然にテンポを緩めたり、ルバートすることでゴチャゴチャしたイメージになるのを防いでいます。装飾音を含めて声楽的に扱っているためと思われ、ノクターンの様式をよく理解した上での奏法だと思います。歌とルバートで悩んでいる人は、このCDを参考にするとよいかもしれません。「ショパンのノクターンはね、こういう風に弾くんですよ。素敵でしょう。」とでも言うような感じで、ピアニストの想いが優しく伝わってくる名盤だと思います。
タマーシュ・ヴァーシャリー(DG/1965) <歌が絶品>
「レント…」を含みますが21番は含まない全20曲を収録。とにかく旋律を歌わせるのがとても上手いです。本当に歌手がうたっているようなニュアンスで弾いています。弱音部はとても繊細ですし、激しい場面でも常に歌を忘れません。何気ない左手のアルペジョ伴奏をポリフォニックに聞かせるなど、楽譜の読みの深さも光ります。全体としてはスタイリッシュというか、詩的な雰囲気を重視してまとめています(演奏者の性格でしょう)。はめをはずすほど極端な表現が見られないにもかかわらず、飽きずに聞くことができるのは歌が素晴らしいからという点に尽きます。これほどまでに演奏が素晴らしいのですが、残念なことに録音状態があまりよくなく、相当にヒスノイズが乗っています。再発盤で聴いたのですが、マスタリングで何とかならなかったものかと思いました。
アルド・チッコリーニ(Cascavelle/2002) <超おすすめ>
全21曲、ファツィオーリで演奏された録音です。音色はすこし角のとれたスタインウエイという雰囲気で、演奏内容に良く合っていると思います。その演奏内容は、とにかく美しい。音色の美しさと相まって、なんとも言えない世界を作っています。もうお年寄り(笑)なのに、あまりにも瑞々しい歌いまわしやフレージングは驚きです。チェルニー=ステファンスカと共通しますが、装飾音や細かなアラベスクの入れ方が非常にうまいです。小さな音符で書かれた細かなフレーズをどのように弾くのか悩む人も多いと思いますが、自然なルバートを伴って演奏される装飾音は溜息が出るほど素晴らしいです。録音も非常に優秀。2枚組みで4500円くらいしますが、それだけの価値はあると思われます。これが決定盤でも良かったかも知れません。
ミシェル・ボーニェ(Calliope/1998)
全21曲、1836年製プレイエルによる演奏です。しかしあまり状態の良くないプレイエルを使っているようで、例えばペダルを上げて音を消すときの消え方が中途半端だったり、少し強めに鍵盤を叩いたときの音色の歪みが気になりします。このあたり、ファン・オールトの録音と比較すると違いがよくわかります。しかし演奏はとても丁寧です。なにげない左手の伴奏の聞かせかたがうまく、転調したときの色合いの変化などを注意深く表現していることがわかります。また、弱音のニュアンスがとても豊かで、旋律の雰囲気に合わせてさまざまな音色を使い分け、細かな表情をつけています。フォルテで弾いたときにピアノの持つ欠点が出やすいので、弱音で勝負しようとしたと思われます。全曲を105分ほどで弾いていますが、それほど速いテンポには感じさせません。これは、解釈がしっかりしている内容の濃い演奏だからだと思います。
エリザベト・レオンスカヤ(TELDEC/1991-1992)
全21曲。アゴーギク、デュナーミクともに穏当で、全体にまったりゆったりした雰囲気のある演奏です。しかし弾き流しているのではありません。たとえば初期のノクターンにおける単音の旋律をとても丁寧に、細心の注意をもって弾いています。強いアピールこそないものの、常に丁寧な歌いまわしがあることは絶大な安定感につながっています。また、タッチの使い分けによる音色変化が見事で、しっかり歌うところと、ざわめくような装飾音を見事に弾き分けています。
フー・ツォン(SONY/1978)
全21曲。作曲順に並んでいるため、遺作の3曲から始まります。サロン的な曲は速めのテンポで、内容的に重い曲は通常よりやや遅めのテンポで、過度に感傷的になりすぎないように慎重に弾いているかんじ。さらさらと流して弾くところと、要所要所でじっくり溜めるところがあり、テンポ変化はかなりあります。遅くなる箇所はかなり思い切って溜めているのだけれど、溜める瞬間に指の力を抜いてふわりとした軽い音色に変化させることで必要以上に粘っこく聞こえないところが良いとおもいます。これがこの人の最大の特徴です。ペダルの使い方は控えめな上に、よく神経が行き届いていて絶対に響きが濁らないのはさすがです。三部形式の構成の表現がうまく、特に再現部に戻ったときにしっかり「戻りましたよ」とわかるように弾いているため、聴いている人が構成を理解しやすく見通しが良いです。
アンジェラ・ヒューイット(hyperion/2003) <厚く熱い表現>
全21曲。ピアノから遠いところにマイクを立てて録音しているようで、間接音が多く、音像がボケ気味ですが、音質そのものは悪くありません。ショパンのノクターン集の演奏は枯淡系と濃厚系に大別できるのですが、これは間違いなく濃厚系の演奏です。デュナーミクや音色の幅がとても広く、それを生かした演奏になっています。旋律なども短い単位で一気に盛り上げたり、かと思えばふっと音量を落としてみたりと、自由自在に表現を作り上げていて、初期のサロン風の曲を含めドラマティックな展開を聞かせてくれる演奏が多いです。音楽の捉え方や作り方が全体的にとてもロマンティックかつシリアスになっているので、演奏表現も濃くなっていった感じです。旋律をたっぷりと歌っているのは当然なのですが、左手のバスの作り出すラインもよく響く音色で歌っています。綺麗に響くところでテンポを緩めてリスナーに響きを堪能させてくれるような瞬間も多いのですが、これはピアニスト自身が自分の弾いている音をよく聞いて、より演奏効果が上がるようにしている証拠です。
アダム・ハラシェビッチ(DECCA/1963-1964)
全21曲。美しい弱音を生かして自然に歌を紡いでいく演奏。よく聞くとハラシェビッチの歌声も入っています(笑)。ルバートを含めたアゴーギクは控えめながら自然な抑揚が付いています。ドラマティックな曲ではもう少し情熱的な表現を聞かせて欲しいと感じるかもしれません。全体を通してこの人ならではの、といった強烈な個性が出ているわけではないが、逆に変な癖もないため誰にでも勧められる中庸な内容になっているように思います。何度も書いていますが、ノクターンを個性的に弾こうとして独特な表現(=ヘンテコな演奏)になるピアニストは結構多いのです。ハラシェビッチの場合は、没個性ゆえにオーセンティックという状況になります。個性がなく単につまらないだけの演奏もあるのですが、ハラシェビッチがそうならないのは楽譜をきちんと読んで丁寧に弾いているからです。ショパンの音楽は、演奏者があれこれ手を加えなくても楽譜に忠実に弾けば十分に素晴らしいものになる、という見本のような演奏です。
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(Forlane/1996-2000)
全21曲。端正な演奏といえば聞こえはいいのですが、例によって真面目すぎで、ニュアンス変化に乏しい表現で固まってしまったような曲があるのが惜しいです。以前から小品の演奏がどうもうまくないという印象があったのですが、シンプルな曲でその弱点が出ているように思いました。手の込んだ曲になればなるほど微妙な演奏表現が冴えわたり、深みのある解釈になりますので、シンプルな曲はあえて表現を盛り込まずシンプルなまま演奏したと考えることもできます。そういった点を考慮して聞くと、まったりした曲調の多いノクターンは生き生きとリズミックな表現があまり得意でないエル・バシャには合っていて、落ち着いた雰囲気でじっくり旋律を歌いつつ、和声変化や内声の対旋律などをうまく聞かせていることがわかります。演奏表現が極端にならないように常に抑制している感じがしますので、ドラマティックな内容を期待すると裏切られますが、この人らしい知的な雰囲気でまとめられていますし、単なる枯淡系とは言い切れない読みの深さを感じさせるディテール表現があちこちに見られますので、ファンなら期待は裏切られないでしょう。 
遠藤郁子(ハーモニー/2008)
全20曲。作曲年代順に並んでいるので、遺作から始まります。この人は情念というか、ほとんど怨念の取り付いたような重くシリアスなショパンを弾くというイメージがあるのですが、今回は憑き物が落ちたように肩の力の抜けた清清しさがあります。シリアスなことは変わらないのですが、自分の想いをこれでもか、これでもかと注ぎ込むことをやめ、一歩ひいてショパンの曲の魂を借りて語りかけるようなノクターン週になっていると思います。なので、どの曲も自然でとても聞きやすいです。初期の曲は左手のアルペジョの弾き方がとてもうまく、右手の旋律だけでなく左手の伴奏で曲の起伏を作り出しています。また、旋律の細かな装飾音の弾き方に余裕があります。音符を拍子に押し込めない奏法(これが本来のルバート)がうまく、テンポを落とさずに細かなパッセージが絶妙なニュアンスでゆるやかに入ってくるので、とても気持ちがよいと思います。ものすごく指の回る人ではないし、打鍵も遅めなのですが、ノクターン集ではそのピアニズムが良い方向に働いていると思います。丁寧なレガート奏法による歌をじっくりと聴くことができる演奏です。
 

<改訂履歴>
2006/01/09 初稿掲載。
2006/04/08 フレイレ追加。
2006/06/04 オールソン追加。
2006/08/19 ダン・タイ・ソン、マリア・ジョアン・ピリス追加。
2006/10/08 チェルニー=ステファンスカ、ヴァーシャリー追加。
2007/02/03 チッコリーニ、ボーニェ追加。
2007/05/06 レオンスカヤ追加。
2007/12/23 フー・ツォン、ヒューイット、ハラシェビッチ追加。
2008/03/16 エル=バシャ追加。
2009/02/01 遠藤郁子追加。

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