金華火腿(欣園食府) |
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金華火腿は正月に食べたものに比べると熟成が進みかなり癖が強くなっていますがその肉の部分に味が凝縮されてきておりまるでうまみ成分の塊のようになっておりました。 そのまま食べるのには出来たばかりで余り癖の強くない冬場のものの方が向くような気もしますが皮の部分は以前のものにもましてねっとりとし応えられない味になっておりその肉の部分の味の強さも冬場のものの比ではありません。 これだけの分量があればちびちび齧りながら紹興酒の10本ぐらいはたいらげられそうです(笑)。 下にしかれた百頁(押し豆腐)にも火腿のかおりがうつっており絶品です。
あまりの味の濃さに金華火腿をもてあましていたところここの厨師長が出てきて白菜と春雨を入れた料理に作りなおしてくれました。 これがまた絶品。 普通はこの三分の一ぐらいの火腿で作るとのことでしたのでこれはとても贅沢な一品となりました。
サービスで出してくれる蒸臭豆腐の味も忘れがたいものがありますし、草魚のかぶとの紅焼である下巴の味も絶品です。
金華火腿 365元、下巴 120元(一個)、火腿百頁蒸肉 250元(?)・・・と同規模の店と比べると多少値段がお高い感じがしますがこの店の料理に使われている材料が他の店で使われているものと比べて格段に良いことを考えるとむしろ安いぐらいです。 ちなみに火腿は大陸産の純正品が使われています。 土鍋に使う里芋も硬い芋頭ではなく柔らかくておいしい芋[女乃]がつかわれています。 皮蛋も皮の部分が厚く黄身の部分が糖心(半熟状)のものが使われています。 等々・・・。
住所 | 台北市復興南路二段148巷1號 |
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電話 | 7012632,7010318 |
営業時間 | 12:00から14:00,17:00から21:00 |
お勧め料理 | 金華火腿、火腿百頁蒸肉、芋[女乃]猪脚、下巴、蒸臭豆腐、松花皮蛋、老焼蛋など |
取材日時 | 1999年4月29日、5月2日 |