白家餐室 

とてもフレンドリーな白家餐室の服務員、右奥が老板の白さん


とてもフレンドリーでアットホームな雰囲気を持つ白家餐室の老板はなんと蒙古族なのだそうです。 老板の白さんのお勧めは「千里飄香」とのこと。 早速注文して見ると、出てきたものは食パンに臭豆腐のペーストをこんもりとぬって油でからっと揚げたものでした。 ちょっとスナック菓子風で酒のつまみにも最適と言った感じのものです。

今回食したものは上海醤蘿蔔 8元、蟹粉[火会]豆腐 20元、蒜香棒棒骨 9元/根、刀豆焼土豆条 14元、土豆毛菜蕃茄湯 12元、千里飄香 16元といったところです。 このメニューを見て判るように、ここは上海で日常的に食されている家庭料理が主体の店です。 以前、台北の隆起菜飯の写真を杭州系の台湾・外省人に見せたところ、その人は即座に「中国人はこういったものを食べているから体を壊さない」とおっしゃいました。 要するに、栄養バランスの悪い日本の普通の中華を食べていたら体の按配が悪くなるというのですね。 ここ白家餐室の料理も毎日食べつづけても体の按配の悪くならない、純正の家庭料理が主体なので、長期滞在者にもうってつけだと思うよ。



千里飄香


基礎データ
住所宛平路189弄12号
電話6437−6915
営業時間11:00〜02:00
お勧め料理蒜香棒棒骨、刀豆焼土豆条、千里飄香など
取材日時2000年12月31日




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