◆ Pure Acoustic Christmas 2003 / 大貫妙子

2003年12月25日(日)19:10〜20:50
東京国際フォーラム・ホールC

ピアノと弦のバックで、大貫妙子のしんみりした歌の魅力にひたる クリスマスコンサート。 去年は鎌倉芸術館で聴いたが、 今年は東京国際フォーラム・ホールCで。
最近、音楽活動 30 年を集大成したベストアルバムがリリースされたが、 この1年はコンサートがなかったので、とても楽しみに聴いた。 席は1階6列目のほぼまん中と理想的。 ピアノにフェビアン・レザ・パネ、弦に金子飛鳥カルテット、 おなじみのメンバーで、古今にわたる彼女の名曲を次々と演奏した。

語りで明らかにされて驚いたことだが、「夏色の服」の歌詞で 「夏色の服を・今年もひとりで・抱きしめてしまう」とあるのは、 「抱きしめてしまう」ではなくて本人的には「抱きしめて、仕舞う」だとのこと。 ぜんぜん気付きませんでした。おそらく多くの人も。日本語は難しいね。(^_^)

大貫さんの歌っている様子、語っている表情が明るく楽しそうで、 ほんわかしたいい気持ちになった。「ただ」は何度聴いても最高傑作と思う。 来年にはニューアルバム制作にとりかかるとの嬉しい発言もあった。


●演奏メンバー
大貫 妙子:Vocal
フェビアン・レザ・パネ:Piano
金子飛鳥カルテット:Violin x2, Viola, Cello
吉野 弘志:Contrabass

●演奏曲目
  1. Sacred Distance (inst.) / フェビアン・レザ・パネ
  2. 風の道
  3. 夏色の服
  4. 空へ
  5. 彼と彼女のソネット
  6. Cavaliere Servente
  7. la musique
  8. 横顔
  9. 美しい人よ
  10. 新しいシャツ
  11. 四季
  12. 突然の贈りもの
  13. 悲しみの足音
  14. 星の奇跡
  15. ただ
    -- アンコール --
  16. (inst.)
  17. メトロポリタン美術館
  18. Kiss The Dream


2004/01/03 Takakuni Minewaki
2004/12/17 modified Takakuni Minewaki

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