毎年年末、New York から日本に帰国して行われる矢野顕子の恒例コンサート。
「さとがえるコンサート」は今年で８回目とのこと。 一昨年（2001年）に聴いて、２年ぶり。その時はドラムとベースが入った トリオで演奏していたが、今回は弾き語りベスト CD「ピヤノアキコ」 をリリースしたこともあり、ピアノ１台、ひとりの弾き語りステージ。 髪型は爆発したようなカーリーヘア、黄色と黒で大胆な衣装を着ている。

席は２階右端だったが、ピアノも声も生音っぽい音響でいい気持ちで聴けた。 このスタイルの方がアッコちゃんらしい柔軟さ奔放さが発揮されていて好き。 曲もその日の気分で歌いたいものを選んでいると言う。 「恋は桃色」「横顔」に始まり、楽しいトークを交えつつ、15 曲を歌った。 ホールが明るく気持ちいい空気に満たされる。 （下にリストを書いたが、一部タイトル不明な曲あり。）

そしてアンコール。「今夜は特別な、特別なプレゼントがあります」 ともじもじしながら言うので何だろうと思っていたら、
「小田和正さんです！！」
え、えぇーーー、なんで！？ ステージにラフな姿の小田和正が現れ、 軽いトークを交えた後、矢野顕子とともにふたりで 「言葉にできない」「中央線」を歌った。 ひぇぇぇ、すごい、すごすぎる。心にしみる。まいったぁぁぁ。

• 演奏曲

1. 恋は桃色
2. 横顔
3. クリームシチュー
4. 愛について
5. それだけでうれしい
6. しようよ
7. 春風（原曲：くるり）？
8. Prayer
9. ？　悪い時は過ぎたよ
10. 終わりの季節（Remix Background）
11. Daivd（Remix Background）
12. ？　Mind Train Home（新曲）
13. あたしンち（ラスカルズの曲と一緒に）
14. Greenfields
15. 電話線
    …… アンコール ……
16. 言葉にできない（with 小田和正）
17. 中央線（with 小田和正）
18. また会おね