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Macintosh 用 CD-ROM 原作・イラストレーション・監修: たむらしげる 原作本: PHANTASMAGORIA(架空社刊) 構成・プロデュース: 潮永 光生 音楽: 手使海ユトロ 制作・著作: (株)愛があれば大丈夫 発売元: 東芝 EMI (株) *生産終了、別会社から再発売予定 定価: 8,800 yen(税別) (c)1995 Ai ga areba Daijobu Ltd. (c)1995 TAMURA SHIGERU INC. |
たむらしげるという、 僕が心から尊敬するすんばらしいアーティスト (イラストレータ、漫画家、絵本作家)がいるのですが、 その人の CD-ROM 作品
Amusement Planet PHANTASMAGORIA / たむらしげる [1995]
を手にいれて、家で楽しんでいます。
すばらしく良くできた CD-ROM です。他にこういう類のものを 触っていないのですが、
優れたマルチメディア・インタラクティブ・CD-ROM とは、
こういうもののことを言うのだな。
デジタルで絵を描くってのはこういうことだったのか。
と感じています。 発想のオリジナリティ、すばらしく美しい画面、散りばめられたユーモア、… 称賛のことばは尽きません。目を開かされた思いがします。
何年も遊んでますが、全然飽きが来ません。
いろいろなイベントも目にしました。
とても好きなポイントは、ドドラゴンゴ島です。電球もいい。
- プラネタリウムでのオーロラショウ
- シューティングスターヒルの流星群
- グラッシーオーシャンでクジラの跳躍
- 激しく輝く電球
- ハロウィンのゴーストタウン
- クリスマスのサンタクロース村
- キノコ村の連続カタツムリ
- 大噴火するチーズ火山
- ドドラゴンゴ島で翼竜にさらわれる冒険家
- グラッシーオーシャンから月が飛び出す
- 電球で生まれる星
- デジタルゾーンで崩れる像(空から謎の指)
- ……
まだまだ奥が深く、「裏ボタン」も沢山あるようです。 どんな出来事が隠されているのか、楽しみです。
● ひとつの難点 → 場所の移動のタイムラグ解消法
この CD-ROM を最初に手に入れた時、僕が使っていたパソコンは PowerMac7100/60 というもので、CD-ROM ドライブもたったの 2倍速でした。 これだとクリックによる次の場所への移動の際にタイムラグが かなりあり、それだけが気になる点でした。
その後パソコンが変わり、CD-ROM は 12 倍速になりましたが、 もっともっと気にならないくらいに場所の切り替えを速くしたいと 思っていて、そこで見つけた便利な方法が、CD-ROM をまるごと ハードディスクにコピーしてしまう、というものです。
Macintosh には、DiskCopy という機能があるので、CD-ROM から ディスクイメージをハードディスク上に作り、それをマウントして CD-ROM かディスクかを意識せずに使うことができます。
ただしハードディスクに余裕がないといけないけど。 (容量は約 471MB になります。)
とっても快適。Phantasmagoria をスタートさせるのも気分的に 楽になりました。これでまた沢山遊べます。
1998/12/08