毛皮を着ている猫にとっては、暑い夏は大の苦手。
昼間は日陰に体を横たえて、ぐったりと時が経つのを待つ。
この猫は、フサフサと同じく、 せせらぎ公園に長く住み着いているメス猫で、一部で「ホルスタイン」と 呼ばれている。(白黒模様が牛みたいだから。)
人間に対しては全くの無視の態度で、恐れることも、媚びることもない。 こちらがニャーと挨拶しても、ちらっと目をあけて 「なんだ、人間か。ほっといてよ。」という感じ。孤高の猫。
古株らしく、縄張りも広い。いつだったか、郵便局の自動ドアを 当然のように自分で開けて通り抜けて行くのを見た。頭もいいようだ。